弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

300円の お茶代取られ オンブズマンも 脱帽す

2006年05月24日 18時04分46秒 | 未分類
裁判所は、公費支出の面でも極めて潔癖な所である。
私が任官して着任した東京高裁では、毎月の報酬から300円が天引されていた。
不思議に思って「この300円は何ですか?」と尋ねたら、答に驚いた。
「裁判官の毎月定例の会議の時に、ペットボトルのお茶が置いてあったでしょ。あの代金ですよ。」
私は弁護士時代、市民オンブズマン活動をしていたが、食糧費から支出しても問題にならないレベルの話だ。それに300円は集め過ぎでは?。
そのうち、あまり飲まれないので、お茶も集金も廃止された。