弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

7月初めに いきなり2手も 進めば形勢 どうなるか?

2024年06月29日 22時46分07秒 | 将棋
失冠した岡口前名人のリベンジ戦。
6月末までの自戦解説と7月以降の展開予想。
▲先手 挑戦者
△後手 新名人

(これまでの棋譜)
4月15〜16日
▲催告通知・提訴予告記者会見
5月27日まで
△小林仙台高裁部総括らの後任指名
5月29日
▲『裁判官の良心』とはなにか出版
6月13日
△空席の名古屋高裁部総括を指名
6月25日まで
▲弁護士JP・共同通信・毎日記事

これまでのところ、後手は先手の厳しい攻めを全く相手にせず「ノーコメント」を繰り返している。

(今後の手番の予定)
7月1日
△定例昇給日
7月2日
▲訴状提出
7月〜8月頃
△答弁書提出
7月27日
▲日本裁判官ネットワーク記念講演

8月頃
人事院勧告(地域手当見直し?)
8月〜9月頃
第1回口頭弁論期日
8月下旬
裁判官人事評価書開示

連続悪手の「二手指し」しても 防衛できるか?「後手」引いて

2024年06月01日 15時35分44秒 | 将棋

前回に続く自戦解説の第2回。
https://blog.goo.ne.jp/gootest32/e/7bb83771c2a67662879918d74d7f3c16
5月は予想に反して3手しか進まなかった。
対局場を仙台に移し、長考を強いられていた後手は、天命により急遽設定された特別ルールにより2手連続で指した。
先手の私からはどう見ても悪手としか思えないが、感想戦ではその意図を尋問してみたいものだ。
これを受けて、先手は満を持して、約半年も前から予告していた1手を放った。今のところ評判は上々だ。
後手は、今度は対局場を名古屋に移して長考に入っている。名古屋でも2手指すことができる巡り合わせになりそうだが、そのチャンスを活かせるかどうか。
そして、7月に入ると、双方の応酬で局面が激しく動き出すことになりそうだ。序盤の山場がやってくる。

(写真)謎が謎を呼ぶ名古屋高裁本庁の裁判官配置。

定年間近の2部の長谷川恭弘裁判長が、前任者の新潟地裁所長への転出によって空席となった1部の裁判長を兼ねている。


「次の一手」を どう指すつもり? 6月末には「切れ負け」に

2024年04月30日 18時03分52秒 | 将棋

現在の戦況を、目下進行中の将棋の名人戦になぞらえれば、フルセットの激闘の末に惜しくも失冠した岡口前名人のリベンジとばかりに、先手番となった挑戦者の私がいきなり仕掛けて開戦したところ。
奇襲を受けて後手を引いてしまった対局相手の現名人は長考中である。
だからと言って、いつまでも「次の一手」を指さないと、ルール上、無様な時間切れ負けになってしまう。

私の作戦は既に明らかにしたとおりで、5月半ばにまたこちらの手番が回って来るので、6月中には否応なく相手の手番となり、どういう応接をするのか態度を明らかにしなければならない。

などと思っていたら、突然、相手の手番が巡って来てしまった。「次の一手」は、悪手を指せば形勢が大きく傾く。
おそらく想定外の事象の発生で、相手は連休明けには「次の一手」を指さざるを得なくなった。

そして、7月1日には間違いなく、またまた相手の手番が来る。

次回の自戦解説に乞うご期待。
(意味が分からない方は、お近くの裁判所関係者に教えてもらってね。知らんけど。)


藤井聡太が 対局中に 出題「難問 詰将棋」

2023年10月12日 22時35分43秒 | 将棋
杉本昌隆八段 藤井聡太の122手目の5五銀を解説「首を差し出した。ただ正解を指してこなかったら…」
スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/10/12/kiji/20231012s00041000286000c.html
詰将棋の名人から、対局中に、詰むか詰まないかすぐには分からないような超難問を1分で解け、と出題されたら。

苦戦続くも 苦もなく返し「9時のニュース」の 八冠王

2023年10月11日 22時13分38秒 | 将棋
【速報】将棋 王座戦 藤井聡太七冠がタイトル奪取 史上初の八冠独占 | NHK | 藤井八冠
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231011/k10014221171000.html

終局わずか10分ほど前の藤井挑戦者100%負けとAIに判定されていた局面から、永瀬王座が詰めを誤って大逆転。
投了は午後8時59分で、NHK総合の9時のトップニュースにぴったり間に合った。
見事な八冠王誕生劇だった。

AI任せに せず考えよ 産経新聞「主張」する

2023年07月19日 20時33分10秒 | 将棋
産経【主張】藤井棋聖4連覇
  「考える」価値を体現した
https://www.sankei.com/article/20230719-WVDDWPHCR5LIJHFZVQHDJ6YIM4/
棋聖戦主催紙の今日の社説から。
もっとも、自身も果たして自分で考えているのか、あるいは権力者に追随しているのか、甚だ疑問ではあるが。

富士に例えりゃ「七」号目まで 共に歩めた「僥倖」を

2023年06月01日 19時19分18秒 | 将棋
藤井聡太七冠達成記念どどいつ。
次は王座戦の挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いて、永瀬王座からタイトルを奪い、史上初の八冠王になれるかどうか。
今年秋までのお楽しみ。
頂上は間近だ。
https://www.fuji-ichikan.jp/

一手指すたび 大逆転の 渡辺棋王×藤井戦

2023年03月06日 19時58分33秒 | 将棋
昨日の将棋棋王戦第3局は、凄い将棋だった。
終始優勢だった渡辺明棋王の失着で、終盤の一瞬、藤井聡太挑戦者に大チャンスが訪れる。
しかし、藤井五冠にしては珍しく、一分将棋の下、手順前後で詰みを逃してしまい、大逆転負け。
この二人でも間違うことがあるんだと実感した。
渡辺棋王としては2連敗の後、藤井五冠の先手番をブレークして1勝を返し、先輩の意地を見せた形。
次の第4局が楽しみだ。
(写真)藤井五冠が詰みを逃した局面。
2五歩と打った後、同玉に3七桂と跳ねれば詰んでいたが、2六飛と走ってしまったため、詰まなくなった。
この敗着で、評価値も100対0から0対100と劇的に変わった。

髪も総立ち 拍手を送る 羽生の「スーパーサイヤ人」

2023年02月25日 21時14分17秒 | 将棋
王将戦は2勝2敗の互角で第5局を迎えた。
今日は、藤井聡太王将の玉頭桂成り王手の急襲に、羽生善治挑戦者が長考の末に封じ手をして、緊迫した局面で明日に持ち越した。
前局の主催紙スポニチの記事から。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/02/10/kiji/20230210s000413F2494000c.html

明日も羽生挑戦者の髪型に注目。
若干不利な後手番ながら、乱れ髪で乱戦に持ち込めば、ブレークもあり得る。

夢の対局 羽生対藤井 ここで合ったが 百冠目

2022年11月22日 18時45分17秒 | 将棋
羽生9段×藤井聡太五冠のタイトル戦初顔合わせが決まった。
羽生9段は王将戦挑戦者決定リーグを6戦全勝で勝ち抜き、久しぶりのタイトル挑戦。
今回ばかりは羽生百冠に期待するファンも多そうだ。

最終決戦 将棋の「陣屋」和田義盛の 夢の跡

2022年11月05日 21時30分24秒 | 将棋
将棋の七番勝負のタイトル戦で、あるかないか予想しにくい終盤の対局場を引き受けることが多い神奈川県の鶴巻温泉「陣屋」旅館は、和田義盛公の別邸とされている。
和田合戦で北条氏に滅ぼされたことくらいしか知られていなかった武将。
しかし、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚光を浴びている。

4番候補が「歩」を目指しては 打てないはずだよ ドラゴンズ

2022年10月26日 19時50分03秒 | 将棋
週刊文春最新号の杉本昌隆8段の連載から。
不振のため中日を戦力外になった平田良介選手は、大の将棋ファンだという。
プロ野球選手最強の「球王」のタイトルを獲得して防衛中とのこと。
好きな駒は「歩」というのだが、打線の中核を担うべき選手ならば、飛車・角を目指すべきだったろう。

最善尽くせば 引き分けなのか?「棋聖」2回の 千日手

2022年06月03日 23時17分33秒 | 将棋
藤井聡太棋聖(五冠)に永瀬拓矢王座が挑戦する棋聖戦第一局は、千日手を2回繰り返して、3局目で挑戦者が勝つという異例の展開となった。
将棋のような二人のプレーヤーに完全に情報が公開されており、選択肢が有限で、偶然に左右されないゼロサムゲームでは、必勝法が存在し、双方が最善を尽くせば、先手必勝・後手必勝・引き分けの3通りのいずれかとなることは、数学的に証明されているという。
プロの将棋では先手の勝率が51%程度なので、先手必勝の手順が存在するではないかという見方が多いが、やはり引き分けが正解かも知れないと考え直した。

A級不滅の 記録に向かい 来年春には 八冠か

2022年03月10日 23時58分29秒 | 将棋
藤井聡太五冠が、A級への昇級を決めた。

五冠目取っても まだ五合目の「森林限界の 手前」なり

2022年02月14日 20時52分13秒 | 将棋
藤井聡太五冠の発言から。
(写真)フジテレビ「イット!」の報道から。
元女流棋士の竹俣紅アナにも是非解説してほしい。