蔵の街には 行くかと問われ 英語で答える Yesサー

今朝は川越を舞台にしたNHK朝の連ドラ「つばさ」の第１回を見て出勤した。
川越駅からのバス車内で外人さんからパンフレットを示されて、蔵造りの街は通るかと尋ねられた。
英語で答えた。
「Yes」
はて「蔵造りの街並み」は英語で何と言うのだろう。
下車して表示板を見たら「蔵造りゾーン」とローマ字で書いてあった。そのまんまやないかい。
それはさておき、ゾーンの中心のバス停を「蔵の街」に改称してはいかが。
外国人を含む観光客に格段に分かりやすくなるだろうから。

反面教師の 親バカ子バカ 滑って転んで 大分県

27日の大分地裁判決から

優勝賞金 一千万の 肩代わりする 講談社

２６日の東京地裁判決（中村也寸志裁判長）から。
「週刊現代」の八百長疑惑報道で名誉を傷つけられたとして、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士３０人が、講談社や執筆者らに損害賠償等を求めた訴訟の判決。
「記事は真実と認められない」として、合計４２９０万円の支払と記事取消広告の掲載を命じました。この史上最高の認容総額の内、朝青龍に支払うよう命じられた損害賠償金１１００万円は、おそらく慰謝料１０００万円とその１割の弁護士費用１００万円との合計でしょうか。「記事の見出しを含め、関脇、大関のころから八百長をしていると断定している」というのが力士の中で突出して賠償額を最も高くした理由だとのこと。
本場所の幕内最高優勝の賞金は１０００万円だそうです。今場所は今日の千秋楽を待たずに、朝青龍は白鵬に賜杯を奪回される結果になりましたが、逃した優勝賞金を代わりに懸賞金に出してあげるような皮肉なタイミングになってしまいました。

　

前途無効と 国労見切り 発車していた ＪＲ

２５日の東京高裁判決（南敏文裁判長）から。
２２年前の国鉄分割・民営化に伴う国労組合員のＪＲ不採用問題で、組合員と遺族たちが、国鉄清算事業団を引き継いだ鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、解雇無効と慰謝料等の支払を求めた訴訟の控訴審判決。
１審同様に「国労脱退の有無が採否を分ける決定的原因となった。国鉄側には国労を嫌悪、弱体化する意図を持っていた」と認定して、原告組合員の大半に１人当たり５５０万円、総額約１５億円を支払うよう命じた。

弁と弁当の 間にあるが 地図にないのが 裁判所

さいたま地家裁川越支部は、弁護士会支部と弁当屋（セブンイレブン）の間にあるのですが、近隣の地図には載っていませんでした。

ＷＢＣ アメリカだって いい外人が いるじゃない

ＷＢＣ日本２連覇記念どどいつ。
準決勝と決勝はアメリカ時間で行われたため、出勤している身には見にくい放送時間だったのだけが残念。
日韓の五番勝負が軸になったように、もはやアメリカ人の大リーグに対する格下意識は払拭され、アメリカもまあまあやるじゃないという余裕で見ていられた。
５年前に関与した東京高裁決定では、球界の憲法たる野球協約にあった「世界選手権を争う」との目的を引用した。その目的も十分達成されたと思う。

王将戦でも 名人戦も 将棋に「王子」の 駒は無い

将棋の王将戦七番勝負の最終局が始まった。
今年の対局場で例年と異なったのは、彦根のＰホテルが抜けていたことである。
昨年の名人戦でも、開幕局の対局場が高輪のＰホテルから、今年と同じ椿山荘に変更された。
朝日と毎日の見識を示したものか。
ちなみに、昨晩は川越のＰホテルで転出する裁判官・検察官の送別会が開催された。こちらは弁護士会の会場選定に疑問もあった。

司法試験を はるかに超えど 川越検定 第２級

昨日発表された小江戸川越検定２級の結果から。
合格者は、３名だけで、合格率は、0.43%だった。
私も司法試験以来、久しぶりに試験に落ちた。
（写真）商工会議所の掲示板での合格発表。

夫婦単位の 墓石に眠る 戦後民法 立役者

東慶寺には、中川善之助夫妻のお墓もありました。
六法全書のように分厚い本に、今の戸籍のように夫妻の名が刻まれています。
脇には寄附者たちの名簿の碑もあり、教えを受けた人たちが資金を集めて作ったもののようでした。

駆け込み女の 「いざ鎌倉」に 白旗掲げて 三行半

今日、鎌倉に行ってきました。
調停協会のバスツアーだったのですが、折りからの大雨で、鶴岡八幡宮、白旗神社（源頼朝の墓所）、東慶寺しか見られませんでした。
この縁切寺に妻に駆け込まれた夫は、不承不承、三行半（みくだりはん）の離縁状を書くしかなかったようです。

「円の切れ目」の 失業率と 離婚率とは 比例する？

今日の朝日朝刊に、離婚の統計で興味深い記事が載っていた。
昨年の離婚件数は25万5463組で前年比1.3%減、人口千人当たりの離婚率は2だったことが、厚生労働省の人口動態統計速報でわかった。
年金分割制度が本格的に施行された影響はみられないことがはっきりした。
家庭の収入が安定しているほど離婚は起こりにくいので、昨年までは失業率が下がり、離婚率も連動したのではないかという。
「失業率が1%下がると離婚率は0.143下がる」という説もあるそうだ。
だとすると今年は心配だ。

一人殺せば 何人死刑？ ハムラビ法典 読み返す

裁判員制度の施行を控えて、死刑の適用基準を明確にすべきだという声は多いが、ますます難しくなってきたように感じられる。永山事件最高裁判決が例示した「被害者の数」も確たる基準ではなくなってきた。

電車混むから 御徒で地下を たちまち着きます 上野まで

首都圏で最も混雑する区間は、JR京浜東北線の上野御徒町間だという。
この区間のオススメは、やはり「御徒町」の名のとおり歩くことだ。従来は地上のアメ横周辺を通り抜けるしかなかったが、今週から地下道が開通した。
とても広くて長く、名古屋の地下を思いだした。

弁護士任官 口数減れど 靴は減らぬし 金減らぬ？

弁護士から裁判官になった先輩が「靴が減らない、金が減らない」と言っていた。
確かに、裁判所からほとんど外出しない仕事なので、弁護士時代と比べて靴は随分と長持ちするようになった。
しかし、送別会や忘年会等のシーズンは、数ある会合の費用は全部参加者が給与に比例して負担しており、弁護士のように経費で落ちるということもないので、小遣いはかなり減る。

覚悟してたが 「驚いたね」と 棋界の太陽 沈む時

将棋の中原誠16世永世名人が引退した。
「棋界の太陽」と言われ、絶大な人気があった。
口癖は「驚いたね」。
しかし、それは実はあまり驚いたときではなく、「本当に驚いたね」と言うのが本当に驚いたときなのだそうだ。