弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

子ども手当が コロコロ変わり コミックみたいな 国会に

2023年01月31日 22時08分43秒 | 世相
「吉本並みにずっこけた」とさ。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202301270000275.html

模擬裁判でも 正しい弁護 和解申出→和解案

2023年01月30日 21時53分20秒 | テレビ
(ネタバレ注意)
今夜のテレビドラマ「女神の教室」から。
毎回なかなかの良問を出題してくれるので感心する。
模擬裁判では判決まで出すのが通例だが、題材になるほどの難事件ならば、本当の正解は「和解勧告」であろう。
弁護士は裁判に勝つばかりが能ではない。
譲るべき事件は「美しく負ける」のも立派な仕事。
とても優れた脚本と法律監修だと思う。

弾劾裁判 窮地の司法 裁く同期の 裁判長

2023年01月29日 10時58分10秒 | 判決どどいつ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE20BCB0Q3A120C2000000/

賛否はともかくとして、先行する最高裁による2度にわたる分限裁判では「過料」よりも軽い「戒告」の処分が相当とされている。
損害賠償の当否は措くとして、もしもこれで「罷免」となると、裁判所の上記処分(裁判官弾劾法15条3項に基づき、最高裁が裁判官訴追委員会に罷免訴追請求をするという選択肢もあった。)が極端に甘すぎた(いわゆる「身内を庇った」)などという責任問題にもなりかねない。

一重、二重の ひざ三重に折り「ヤマトタケル」とヒメの像

2023年01月28日 12時18分08秒 | 三重
ゆかりのヤマトタケルと妻の銅像お披露目 JR亀山駅前:中日新聞Webより
https://www.chunichi.co.jp/article/624853
知っている人の方が圧倒的に少ないが、「三重」の由来は、東征から帰還途中の亀山辺りで、ヤマトタケルの足と膝が三重に曲がっていたという「古事記」の故事に由来するというのが最有力説。

国家機関の 最高裁が「@nifty.com」

2023年01月27日 23時11分52秒 | 裁判
今日のニュースから。
私もまだniftyのアドレスを保持している。
正直なところ、問題の所在がよく分からなかった。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11274604766
ずっと前から思っていたのだが、最高裁はなぜ、岡口さんのようなITにも精通した裁判官を担当者に起用しないのだろう。
裁判官としての職務停止中でも能力を活かした仕事をしてもらえて、一石二鳥だと思うのだが。

そんな野望を 許しちゃならん「強盗王に おれはなる」

2023年01月27日 08時06分07秒 | 世相
ルフィとはおこがましい。

「公正らしさ」を 疑われては「裁判できない 裁判官」

2023年01月26日 21時55分52秒 | 裁判
https://www.tokyo-np.co.jp/article/227401
こんな巡り合わせになってしまい、次順位の部に担当を変更するとしても、そこでもまた同様の訟務経験者に当たったら、一体どう収拾するのだろうか。
東京高裁民事部総括(裁判長)20人(第24部まであるが、4か部は知財高裁第1〜4部に移行)のうち、経歴中に「検事」が出て来るのは12人。
その全部が「訟務検事」ではないとしても、約半分は国の代理人を務めた経験者と見て間違いないだろう。中には、国の弁護の総帥である「訟務局長」やそれに準ずる役職を経て裁判所に戻った例も含む。
かつての最高裁による「公正らしさ」論が跳ね返って来てしまったようだ。
したがって、いわゆる「裁判をしない裁判官」問題は、もう古い。
私も当事者法曹(弁護士)の出身なので、判検交流を全面的に否定するつもりはこれまで無かったのだが、裁判官に戻ってから国の裁判を担当できないようでは困る。人事方針を一度考え直すべきだろう。

一票の格差 違憲の意見「限りなく1に 近く」なり

2023年01月25日 17時41分56秒 | 判決どどいつ
今日の最高裁大法廷判決から。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=91707
前回衆院選の一票の格差2.079倍(選挙人数比)に合憲判決。
ただし、その後の「アダムズ方式」に基づく選挙区割りの変更により、約1.99倍に縮小している。
格差「1対1」説で、2倍さえも許容しない原告たちは大いに不満だろう。
反対意見は宇賀克也裁判官(行政法学者出身)のみ。格差が2倍超である以上は、あくまでも違憲であり、その後の是正を考慮して、選挙無効とはしないとの「事情判決」をすればよいという筋論。
その他全員による個別の補足意見等さえも全く付かない合憲判決。
ちなみに、原審の高裁判決は合憲9件・違憲状態7件だった。

「三体問題」計算不能「三面訴訟」も また同じ

2023年01月24日 21時32分06秒 | 裁判
(問題)裁判官が人工知能によって代替不可能であることを証明せよ。
(証明)
①物理学における「三体問題」(三個の物体が、互いの万有引力によって、時々刻々とどのように動くか)は、計算では解けないものと知られている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/三体問題
②全ての裁判は、勝訴を目指して綱引きをする原告と被告だけではなく、正しい判決をしようと訴訟指揮権を駆使する良心的な裁判官も重大な利害関係を有する当事者であって、ある意味「三面訴訟」である。
③よって、裁判には「三体問題」と同様の力学が働くことになるので、計算機によって解決することはできず、現代の人工知能によっても代替不可能と考えられる。(QED)

「これより三役」大関一人 残り平幕 揃い踏み

2023年01月23日 07時18分04秒 | スポーツ
昨日の大相撲初場所千秋楽から。
結びの一番は初の大関と平幕の同星決戦。
関脇4人・小結4人も最後まで優勝争いに絡めなかったため、他の二番も東西両正関脇に平幕力士が挑戦する「三役揃い踏み」となった。
大関貴景勝が貫禄を示し、平幕琴勝峰を下して優勝。

甘ったれるな!お前が言うな!芸人が言うな!喧嘩すな!

2023年01月22日 16時01分21秒 | テレビ
https://www.tbs.co.jp/sunjapo/

今日のTBS「サンデー・ジャポン」の放送内容から。
テレビ朝日「モーニングショー」が玉川さんが表に出なくなってつまらなくなった今、最も面白い番組かも知れない。直前の「サンデーモーニング」の硬派の切り口とは違う方向から攻める。
最近は裏番組の将棋は録画して、とりあえずこちらを見るようになった。たまたま今日は都合で見られなくて残念だった。

孤軍奮闘 貴景勝は 毎日「拳闘」鼻血ブー

2023年01月20日 21時36分23秒 | スポーツ
大相撲初場所13日目の結びは、大関貴景勝に平幕阿武咲が挑戦。
今日も流血の激闘の末、大関が貫禄を見せ、3敗でトップに並んだ。もちろん拳骨は禁じ手だが、張り手の激しい相撲が続く。
残り2日間の優勝争いの展開が楽しみだ。
判決起案の手を休めて、テレビ桟敷で観戦しようと思う。

ジブリ王国 築いた知事の 進撃の壁を 破れるか?

2023年01月19日 20時42分45秒 | 名古屋・愛知
今日の毎日新聞から。
https://mainichi.jp/articles/20230118/k00/00m/010/321000c
敵対するあの市長でさえ対立候補を立てられず。
それにしても、共産党議員不在の唯一の都道府県になっているというのには驚いた。
私が名古屋で弁護士だった間は、常に1〜3人は愛知県議会にいた記憶だが。
事実上のオール与党か。
なお、私は三重県に転居したので選挙権はない。

無罪推定 原則どおり「強制起訴」なら 審理する?

2023年01月18日 20時28分00秒 | 裁判
強制起訴事件は、検察官役指定弁護士の大幅な負け越し。
過去10件14人に対し、有罪確定は2件だけとのこと。
検察官が嫌疑不十分などと判断した事件だから、負け越しは仕方ないとしても、検察審査会が二度にわたり11人中8人以上の特別多数決で起訴すべきと判断した事案にしては、やや星が偏りすぎている感なきにしもあらず。
検察の判断はほとんど常に正しいというのならば、結構なのだが。

タトゥーで銭湯 入浴拒否は もはや違憲と 紙一重

2023年01月17日 20時04分37秒 | テレビ
昨晩の「女神〔テミス〕の教室」第2回から。
演習問題は良問だった。
公衆浴場法で入浴拒否事由が限定されていることに照らすと、タトゥーのみを理由とする入浴拒否は違憲違法となる余地もありそうだ。
スポーツ選手をはじめとして、タトゥーを入れている人が多い外国人差別と見なされかねない。
外国人差別の事案では、既に有名な下級審判決が出ている。
しかし、この問題について、閣議決定された答弁書があるとは、私も知らなかった。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b193069.pdf/$File/b193069.pdf