弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

いいとこ録りには ならないように 全部録ってよ 取調べ

2006年05月09日 23時13分40秒 | 裁判
最高検察庁は、「密室のやりとり」だった検事による取り調べの一部を、ビデオで録画・録音する方針を固めた。
今年7月から来年末まで東京地検で試行し、その結果をみて全国での実施の可否を決める。
警察での取り調べはビデオ撮影の対象外で、撮影は担当検事の判断に委ねるなどの限定条件が付けられている。取り調べ全過程の撮影を要求している日本弁護士連合会(日弁連)などとの間で論議を呼びそうだ。
(今日の朝日新聞夕刊から)

民主主義とは 言えぬと王に 言われて判決 出す司法

2006年05月09日 22時11分29秒 | 裁判
タイ憲法裁判所の昨日の下院選挙違憲無効判決から。
国王は先月25日、裁判官の会合で「定数を満たさない国会や与党だけの選挙は民主主義とはいえない」と裁判所に事態の打開を求め、「それができないなら辞任すべきだ」と発破をかけた。発言後の今月1日から憲法裁は、審理を重ね、「スピード判決」にこぎつけた(今日の朝日新聞朝刊)。
司法も国によって色々か。

判・検リーグの 交流戦に 新規参加の 弁リーグ

2006年05月09日 20時32分21秒 | 裁判
2年目のプロ野球セ・パ交流戦が始まった。
去年は、中日の首位陥落、千葉ロッテの躍進と、ペナントレースの流れを大きく変えた。
弁護士から裁判官への「弁護士任官」と、判事補の弁護士経験制度も、一種の交流戦か。
裁判官と検察官との間の「判検交流」しかなかった時代からは、隔世の感がある。
裁判官・検察官と弁護士との間の交流も、数が増えれば、司法の流れを大きく変えることになるだろう。