きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

鳩山元首相の変な動き

2012-07-07 11:25:08 | Weblog
鳩山元首相の変な動き       (12.07.07)

小沢派の造反劇に同調した鳩山由紀夫元首相は党の方針に反対票を投じながら「離党はしない」と公言している。しかし、党の処置によって、6か月の党員資格停止が決定した、本人の記者会見でも「処分は受ける」と言ったが、此のところの動きが、処分に反発するように参議院での増税法案成立阻止に活発に動き出している。野党が野田総理の内閣不信任案を提出した場合は、それに対し「賛成をちらつかせ法案修正を迫る」動きも見せている。

そして、更に、民主党の幹事長である輿石東氏は5日の記者会見で党員資格停止中でも選挙が有った場合は公認する考えを表明した、「公認は、規約上執行部の判断だ!」と述べ、「鳩山氏などを公認にしない事はありえない、党員の資格停止はいつでも解除できる」と言いている。

どうも輿石幹事長の動きが、小沢派寄りで、処分に付いての考えも底の抜けたペナルティーでは、小沢派なきあともスッキリどころかまた、新たな火種に成りかねない状況になって来ている。

鳩山氏は首相時代に「東アジア共同体構想」を唱えた事から勝手に外国へ出かけ各国の要人と会っている。野田総理も藤村官房長官も全く迷惑千万の行動にブレーキをかけている様で、日本の外交問題にあたえる悪影響を心配している。

何しろ彼は母親から億単位の遺産が有るから、金に糸目を掛けず遣りたい放題を遣っている「お坊ちゃまである」困ったものだ!

其れが、ただ、大人しくしておれば良いが、「壊し屋」小沢と組んでこの所、動き出したから始末が悪い、かくなる上は早い所、解散総選挙をやった方が良いのかも知れない。
(えびなたろう)

国会事故調が人災と断定

2012-07-06 10:59:22 | Weblog
国会事故調が人災と断定        (012.07.06)

国会事故調(黒川委員長)が昨日(5日)福島原発事故の原因は「自然災害」では無く「人災」であると断定し、641ページに上る事故調査報告書を提出した。
事故調の骨子は。
1) 巨大津波による全電源喪失や炉心損傷は「想定外」ではなかった。
2) 原因は自然災害では無く明らかに人災。
3) 地震による機器損傷は否定できない。
4) 東電は過酷事故に対する準備が不十分。
5) 東電が全面撤退を決めた形跡はない。
6) 官邸をはじめ危機管理体制が機能せず被害が拡大した。
7) 避難指示が的確に伝わらなかった。
8) 電気事業者は既設炉の稼働停止を恐れ規制強化に反対した。
9) 規制当局は電気事業者の虜(とりこ)になり立場が逆転していた。
10) 放射線の健康影響について理解を深める政府の努力は不十分。

以上で、原子力安全・保安院の監視・監督機能が崩壊していたとし、東電を「自ら矢面に立たず役所に転嫁する黒幕の様な経営体質」と断じていた。としている。
また、問題になって居た東電社員の全員撤退問題は、「官邸側の誤解」としているが、誤解を生んだ最大の原因は清水社長があいまいな連絡に終始したためで、「最大の責任者は清水社長に在り誤解は自ら招いた出来事だ」としている。
事故の最大原因だった電源の全面喪失に付いても、東電の事故調では「想定外の津波の高さ」を挙げているが、国会事故調の調査では津波が到達する2分前に既に電源が全面喪失していたとしている。此の点に付いても、東電側の言う「津波の到来までは異常はなかった」と言う事が覆っている。

先のBlogにも書いたが、東電の事故調は、我々が得た情報内でも東電が取っている事故対策の不備を追及していたが、それらの不備を庇い隠蔽する事故報告書に徹していた事は社の横暴で、「責任回避の調査報告」になって居ると指摘した通りである。
国会事故調の黒川委員長は、今回の事故に対する原因解明は、「日本国内だけの問題ではなく全世界が注目している、それは原発に対する、国として態度・考えその物であって、今後の日本としての原発に対する取り組み方を示す物であるからだ」と述べている。
全くその通りで、当時の菅内閣が「原子力に頼らない社会にしたい」と言った事が今では既に忘れかけられている。それどころか、原子力安全にたいする憲法とも言うべき「原子力政策大綱」作りに「原子力ムラ」の見えざる圧力が随所に現れ、先の「秘密会議」や「勉強会」と言う形をとって、政府や関係機関にも入り込んでいる事にも、国民の目配りを十分に生かして注意を計る必要があると思います。
(えびなたろう)

小沢新党の発足は

2012-07-05 11:10:51 | Weblog

小沢新党の発足は        (012.07.05)

小沢新党が11日に発足する事に成ったらしい。小沢氏が党首で幹事長に東祥三氏がなり国会内に新党結成準備会を開いて決めた模様である。発足に当たってのメンバーは49人で新党の会派名は「国民の生活が第一」と言う事に決め届けられた。
なお党名や綱領に付いては未だ未定で、小沢氏に一任され、選対委員長は小沢氏が兼務し政調会長は置かないと言う事である。

メンバーの殆ど1年生議員が多く、人材に付いても小沢氏に近い古くからの人材は殆ど離れてしまっている。従って今後の運営には先が見えない状況である、最初は党首に岩手県知事である達増拓也氏に白羽の矢を立て、小沢氏が同郷の強みを生かして交渉したらしいが、断られたらしい、また政策協定も他党に声を掛けたが、現状を見た中では、どの政党も先の見通しの無い政党とは組めない事に、難航を示しているようだ。

また、離党を決断したと言うメンバーの中には、本当は離党したくないが、周りが寄って集って離党の決断を迫った様子が述べられている、従って、実態はなりふり構わぬ「数合わせ」集団の傾向が強い様である。

こんな調子であるから小沢新党は世論調査が示す通り、何処とも連携できない「村八分」政党になるのではないでしょうか。

後に残った民主党も今までより小沢派が居ないだけスッキリはするが、党のバックを押している「日教組」だとか、「連合労組」の色彩が強いようだと中々、クリーンを維持する事は難しい選択で。しかも、鳩山由紀夫と言う党の設立したオーナーが党員資格停止で、活動を縛られ、これまた、異常な状態に置かれている。従って、残った民主党の方も政界再編の波に晒される事に成るのではないかと思われる。

注目は「みんなの党」と「橋下新党」である。石原新党は、出来そうで中々出来ないのではないでしょうか、と言うのは、石原さんのカラーは、新党作りには向いていない、出来ている政党に入る事は有っても、自分で新党作りは出来ない性格だと思われる。橋下さんの新党に加入する確率は高いと思います。

兎も角も今後の3か月間は目の離せない政界に動きが有るでしょう。しかし、小沢新党は誰も相手にされない、国民の生活では無く「自分たちの生活が第一」の「村八分政党」になるのだと思います。
(えびなたろう)

浪江町の馬場町長の怒り!

2012-07-04 10:08:17 | Weblog
浪江町の馬場町長の怒り!      (012.07.04)

福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が、東京電力の新体制(下河辺和彦会長と広瀬直己社長)発足で「おわび行脚」で訪れた東電幹部を前に怒りを爆発させている。

と言うのも町では、事故連絡体制に対する質問状を出しており、その回答を期待していたが、回答が無い事をしり、怒りが爆発「誠意がない」と一喝した。

馬場町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴え、その連絡体制に付いての回答を強く求めていたのである。

東電の先日出した事故調査報告の中では、「昨年3月から社員が訪問」と記載されているが町側にはその記録が無く、広瀬社長が持参した回答には調査報告書と同じく社員の訪問が記されていたから、馬場町長は「でたらめで。全部うそです。」と強い反発を示した。

東電内部の調査報告書には社員が訪問し、充分なコミニュケーションが取られて居る様に報告され書かれて居る様だが、其の事を充分チェックすることなく信用してきた東電の体質がここでも良く現れている。

此のことは、長らく政治の力で守られて来た、黒字体質と地域に君臨する企業城下町の驕りが社内体質に染み込んで居るからで、土地住民と東電幹部の災害に対する意識の違いを大きく表して居る。

馬場町長の怒りの気持ちを形式的な「おわび行脚」ではなく、気持ちの上で受け止め、社員にも良く説明をして、気持ちを込めた充分な対応が必要であると思います。
(えびなたろう)

小沢離党で本来の民主党に

2012-07-03 11:09:26 | Weblog
小沢離党で本来の民主党に      (012.07.03)

昨日(7月2日)に小沢一郎元代表のグループが正式に離党届を提出した。其の上で来週中には「新党立ち上げ」の発表をしたい、との小沢氏の記者会見であった。
野田首相は離党届は一応預かりの形で受理し、党内で、討議し検討のうえ夫々の処分を決めたいと言っている。

小沢氏の離党の理由に挙げているのは、「マニフェスト」を守らない事、「この時期に消費税を挙げる事」等に反対と言っているが、いずれも3年前の「政権交代」の為に「果たせない公約」を並べ立てた、張本人である事を忘れている。

財源に付いても消費税なしで16.8兆円をねん出すると公約していた小沢氏が、鳩山総理と一緒になって公約実行をする立場にあった事を全然遣らずに失敗し、「政治と金の疑惑」によって辞任を余儀なくし其の後菅氏が内閣を引き継いだが、思わぬ震災の遭遇と言う不遇に見まわれ、そのまた後を引き受けた野田総理は、果たせない公約を変更し、何とか実行できる政策にしたいと、消費税増税法案に政治生命を賭けての法案通過を提唱していた。

其のため野党との話し合いを深め、自民、公明と129時間に及ぶ審議を重ねて、3党首の合意を取り付けたのである。その3党首合意にも反対し、国会の場で反対票を投じ、また同調する議員の離党届けおも集めて、一緒に提出した事は、誰が見ても「大義の無い」造反劇であると言わざるを得ない問題であります。

小沢氏に対する国民世論の調査では、小沢氏の「新党結成」に期待をする人は15%程度で期待しないとする人は78%で、如何に小沢氏の諸行が国民離れしているかを示している。

小沢氏は、次期選挙では国民に対し、「“消費税反対”と“脱原発”を掲げれば絶対選挙には勝てる」と豪語している。
小沢氏は選挙に強いと言われているのも、今迄が、政策では無く、選挙のみに勝てる公約を並べ、其れに金を付けて戦う事しか考えて居ないからで、今迄の彼のやり方を良く知っている国民は、最早騙されないと言う意識が芽生えているから、今迄の様には行かない様に思われる。

小沢氏無き民主党は、党内がスッキリし、本来のクリーンをイメージした生まれ変わった潔白な政党に成るように願って居ます。そして、出来る事を良く吟味して公約にし、正々堂々とした政党に成って欲しいと思います。
(えびなたろう)

寄合世帯政党の末路を露呈

2012-07-01 11:51:04 | Weblog
寄合世帯政党の末路を露呈        (012.07.01.)

民主党の分裂は最早決定的となった。壊し屋小沢一郎の存在によっていずれは崩壊するものと思ってはいたが、遂に明日が最後の決着の日と決めて、小沢対輿石会談は物別れに至る決定をみた。

考えてみれば、最初から決裂するのは判り切っている。党首が増税法案に政治生命を賭けると宣言しているのに、党の一平卒が撤回しない限り決意を変えないと言うからには、決裂は見え見えである。

見え見えである決裂劇をわざわざ引き伸ばして、小沢・輿石の話し合いは、両者とも小沢に同調する分裂派同志であるから、世間を騒がす“猿芝居”と言っても良いようなものだ。

民主党と言う政党は、元来党の綱領を持たない政党で、同じ政策や思想を持った集団ではなくただ数合わせの寄せ合い所帯であるから政権政党としての態を成さない政党である。

野党時代では、何でも反対の政党でも良かったが、国政を担当する政党となれば国民への責任と言う重圧を十二分に背負って国政に当たらねばなりません。

それが自公政権の超マンネリ化を国民から嫌われ今まで受けた事とない政権が民主党に転がり込んできたのである。
其れに浮かれた民主党は、今迄の屋台骨を根底から覆すような政策を遣ろうとして、失敗し、政党内部の意思決定もバラバラで纏まりが付かない状態であった。

党首も3回変わり、野田政権頃から、政権与党という物の重さがようやくわかりかけた所で、今度は「政党の壊し屋」として小沢氏の反乱が生じたことは、当然の成り行きだったのかもしれない。

民主党は野党の内は責任が無いから、良い事ばかり述べておれば良いが、政権与党となれば党内の政策や思想が統一していないといけません。

今回の小沢反乱は来たるべくして来た反乱で、これが政界の再編成に結びつければ我が国の政界も近代改革に一歩前進するのではないでしょうか。

民主党内部に「日教組」の組織が幅を利かせ、国旗・国歌も歌えない様な政党では国の政治は任せられません。日教祖の幹部が輿石東幹事長で、壊し屋小沢一郎氏が元代表(政治献金疑惑の被告人)であるからには、“何をか言わんや”である。
(えびなたろう)