浪江町の馬場町長の怒り! (012.07.04)
福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が、東京電力の新体制(下河辺和彦会長と広瀬直己社長)発足で「おわび行脚」で訪れた東電幹部を前に怒りを爆発させている。
と言うのも町では、事故連絡体制に対する質問状を出しており、その回答を期待していたが、回答が無い事をしり、怒りが爆発「誠意がない」と一喝した。
馬場町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴え、その連絡体制に付いての回答を強く求めていたのである。
東電の先日出した事故調査報告の中では、「昨年3月から社員が訪問」と記載されているが町側にはその記録が無く、広瀬社長が持参した回答には調査報告書と同じく社員の訪問が記されていたから、馬場町長は「でたらめで。全部うそです。」と強い反発を示した。
東電内部の調査報告書には社員が訪問し、充分なコミニュケーションが取られて居る様に報告され書かれて居る様だが、其の事を充分チェックすることなく信用してきた東電の体質がここでも良く現れている。
此のことは、長らく政治の力で守られて来た、黒字体質と地域に君臨する企業城下町の驕りが社内体質に染み込んで居るからで、土地住民と東電幹部の災害に対する意識の違いを大きく表して居る。
馬場町長の怒りの気持ちを形式的な「おわび行脚」ではなく、気持ちの上で受け止め、社員にも良く説明をして、気持ちを込めた充分な対応が必要であると思います。
(えびなたろう)
福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が、東京電力の新体制(下河辺和彦会長と広瀬直己社長)発足で「おわび行脚」で訪れた東電幹部を前に怒りを爆発させている。
と言うのも町では、事故連絡体制に対する質問状を出しており、その回答を期待していたが、回答が無い事をしり、怒りが爆発「誠意がない」と一喝した。
馬場町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴え、その連絡体制に付いての回答を強く求めていたのである。
東電の先日出した事故調査報告の中では、「昨年3月から社員が訪問」と記載されているが町側にはその記録が無く、広瀬社長が持参した回答には調査報告書と同じく社員の訪問が記されていたから、馬場町長は「でたらめで。全部うそです。」と強い反発を示した。
東電内部の調査報告書には社員が訪問し、充分なコミニュケーションが取られて居る様に報告され書かれて居る様だが、其の事を充分チェックすることなく信用してきた東電の体質がここでも良く現れている。
此のことは、長らく政治の力で守られて来た、黒字体質と地域に君臨する企業城下町の驕りが社内体質に染み込んで居るからで、土地住民と東電幹部の災害に対する意識の違いを大きく表して居る。
馬場町長の怒りの気持ちを形式的な「おわび行脚」ではなく、気持ちの上で受け止め、社員にも良く説明をして、気持ちを込めた充分な対応が必要であると思います。
(えびなたろう)