ARFは米中の代理戦争の場に (2012.07.15.)
韓国の中央日報は第19回ASEAN 地域フォーラムの外相会議は米中の代理戦争状態と報じている。
オバマ大統領は「米国の外交の中心を欧州からアジアに移す」と宣言し米国がASEANに対して積極的な行動を取るようになった。
今回クリントン国務長官が会議に参加する前に日本・モンゴル・ベトナム・ラオスの4か国を訪問してからプノンペンの会場に来ている、4か国は共に目下中國と領土問題で対立しているから、反中連帯をあらかじめ組んでから会議に参加したのである。
また、中國側は議長国であるカンボジャと北朝鮮・タイを抱きこみ親中国路線を維持したと言う事です。
フイリピン・ベトナム両国は共同声明の中に中國が自国の排他的経済水域(EEZ)を侵犯した事実を含めようと主張したが、議長国のカンボジャが拒否し、また議長声明にも北朝鮮の長距離ミサイルの発射を糾弾する言葉も含まれなかった。北朝鮮の核問題に関しては「追加挑発はしてはならず、国連安保理議決を遵守すべき」というレベルにとどめたとの事である。
今回の地域フォーラム(ARF)外相会議は19年の歴史の中で声明採択が出来ずに終わった事は初めての事で、今後にも尾を引く可能性を秘めて居る。
要するに中国は、全ての問題は当事国同士の中で話し合い解決しようという物で、その方法では弱小国は大国の力に屈して、押し切られてしまう。従って、中国以外はASANと言う枠組みの中で、話し合い解決する事を願って居るが、中國側に付いた弱小国は中国から色んな形の資金援助を受けている国である。
資金援助の誘惑によって、会議の意向が曲げられてしまい大国の力に屈する事は、民主的な判断とは言えない事である。従って、民主的な国際ルールを作って、大国と言えどもルールに従った運営をして行こうと、ASEANの枠組みの中で「行動規範」を作ろうとしているのである。
日本もアジアの一員として中国の横暴を許す訳に行かない行動に努力する必要があると思います。
(えびなたろう)
韓国の中央日報は第19回ASEAN 地域フォーラムの外相会議は米中の代理戦争状態と報じている。
オバマ大統領は「米国の外交の中心を欧州からアジアに移す」と宣言し米国がASEANに対して積極的な行動を取るようになった。
今回クリントン国務長官が会議に参加する前に日本・モンゴル・ベトナム・ラオスの4か国を訪問してからプノンペンの会場に来ている、4か国は共に目下中國と領土問題で対立しているから、反中連帯をあらかじめ組んでから会議に参加したのである。
また、中國側は議長国であるカンボジャと北朝鮮・タイを抱きこみ親中国路線を維持したと言う事です。
フイリピン・ベトナム両国は共同声明の中に中國が自国の排他的経済水域(EEZ)を侵犯した事実を含めようと主張したが、議長国のカンボジャが拒否し、また議長声明にも北朝鮮の長距離ミサイルの発射を糾弾する言葉も含まれなかった。北朝鮮の核問題に関しては「追加挑発はしてはならず、国連安保理議決を遵守すべき」というレベルにとどめたとの事である。
今回の地域フォーラム(ARF)外相会議は19年の歴史の中で声明採択が出来ずに終わった事は初めての事で、今後にも尾を引く可能性を秘めて居る。
要するに中国は、全ての問題は当事国同士の中で話し合い解決しようという物で、その方法では弱小国は大国の力に屈して、押し切られてしまう。従って、中国以外はASANと言う枠組みの中で、話し合い解決する事を願って居るが、中國側に付いた弱小国は中国から色んな形の資金援助を受けている国である。
資金援助の誘惑によって、会議の意向が曲げられてしまい大国の力に屈する事は、民主的な判断とは言えない事である。従って、民主的な国際ルールを作って、大国と言えどもルールに従った運営をして行こうと、ASEANの枠組みの中で「行動規範」を作ろうとしているのである。
日本もアジアの一員として中国の横暴を許す訳に行かない行動に努力する必要があると思います。
(えびなたろう)