きまぐれ発言

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小沢新党の発足は

2012-07-05 11:10:51 | Weblog

小沢新党の発足は        (012.07.05)

小沢新党が11日に発足する事に成ったらしい。小沢氏が党首で幹事長に東祥三氏がなり国会内に新党結成準備会を開いて決めた模様である。発足に当たってのメンバーは49人で新党の会派名は「国民の生活が第一」と言う事に決め届けられた。
なお党名や綱領に付いては未だ未定で、小沢氏に一任され、選対委員長は小沢氏が兼務し政調会長は置かないと言う事である。

メンバーの殆ど1年生議員が多く、人材に付いても小沢氏に近い古くからの人材は殆ど離れてしまっている。従って今後の運営には先が見えない状況である、最初は党首に岩手県知事である達増拓也氏に白羽の矢を立て、小沢氏が同郷の強みを生かして交渉したらしいが、断られたらしい、また政策協定も他党に声を掛けたが、現状を見た中では、どの政党も先の見通しの無い政党とは組めない事に、難航を示しているようだ。

また、離党を決断したと言うメンバーの中には、本当は離党したくないが、周りが寄って集って離党の決断を迫った様子が述べられている、従って、実態はなりふり構わぬ「数合わせ」集団の傾向が強い様である。

こんな調子であるから小沢新党は世論調査が示す通り、何処とも連携できない「村八分」政党になるのではないでしょうか。

後に残った民主党も今までより小沢派が居ないだけスッキリはするが、党のバックを押している「日教組」だとか、「連合労組」の色彩が強いようだと中々、クリーンを維持する事は難しい選択で。しかも、鳩山由紀夫と言う党の設立したオーナーが党員資格停止で、活動を縛られ、これまた、異常な状態に置かれている。従って、残った民主党の方も政界再編の波に晒される事に成るのではないかと思われる。

注目は「みんなの党」と「橋下新党」である。石原新党は、出来そうで中々出来ないのではないでしょうか、と言うのは、石原さんのカラーは、新党作りには向いていない、出来ている政党に入る事は有っても、自分で新党作りは出来ない性格だと思われる。橋下さんの新党に加入する確率は高いと思います。

兎も角も今後の3か月間は目の離せない政界に動きが有るでしょう。しかし、小沢新党は誰も相手にされない、国民の生活では無く「自分たちの生活が第一」の「村八分政党」になるのだと思います。
(えびなたろう)