きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

寄合世帯政党の末路を露呈

2012-07-01 11:51:04 | Weblog
寄合世帯政党の末路を露呈        (012.07.01.)

民主党の分裂は最早決定的となった。壊し屋小沢一郎の存在によっていずれは崩壊するものと思ってはいたが、遂に明日が最後の決着の日と決めて、小沢対輿石会談は物別れに至る決定をみた。

考えてみれば、最初から決裂するのは判り切っている。党首が増税法案に政治生命を賭けると宣言しているのに、党の一平卒が撤回しない限り決意を変えないと言うからには、決裂は見え見えである。

見え見えである決裂劇をわざわざ引き伸ばして、小沢・輿石の話し合いは、両者とも小沢に同調する分裂派同志であるから、世間を騒がす“猿芝居”と言っても良いようなものだ。

民主党と言う政党は、元来党の綱領を持たない政党で、同じ政策や思想を持った集団ではなくただ数合わせの寄せ合い所帯であるから政権政党としての態を成さない政党である。

野党時代では、何でも反対の政党でも良かったが、国政を担当する政党となれば国民への責任と言う重圧を十二分に背負って国政に当たらねばなりません。

それが自公政権の超マンネリ化を国民から嫌われ今まで受けた事とない政権が民主党に転がり込んできたのである。
其れに浮かれた民主党は、今迄の屋台骨を根底から覆すような政策を遣ろうとして、失敗し、政党内部の意思決定もバラバラで纏まりが付かない状態であった。

党首も3回変わり、野田政権頃から、政権与党という物の重さがようやくわかりかけた所で、今度は「政党の壊し屋」として小沢氏の反乱が生じたことは、当然の成り行きだったのかもしれない。

民主党は野党の内は責任が無いから、良い事ばかり述べておれば良いが、政権与党となれば党内の政策や思想が統一していないといけません。

今回の小沢反乱は来たるべくして来た反乱で、これが政界の再編成に結びつければ我が国の政界も近代改革に一歩前進するのではないでしょうか。

民主党内部に「日教組」の組織が幅を利かせ、国旗・国歌も歌えない様な政党では国の政治は任せられません。日教祖の幹部が輿石東幹事長で、壊し屋小沢一郎氏が元代表(政治献金疑惑の被告人)であるからには、“何をか言わんや”である。
(えびなたろう)


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