政権交代へ一歩前進 (008.09.10.)
民主党の次期政権を目指した、小沢代表の無投票3選が決まった。小沢代表も次回の総選挙は、政権交代の絶好の機会と、政治生命を掛けて臨む覚悟を決めているようである。
福田総理の突然の辞任は自民党にとって、前回の安部政権の辞任と2回続き、衆参両院の「ねじれ現象」が国会運営に機能不全の状態に陥った事を示している。
諸外国では、両院がねじれた状態は決して珍しくはなく、衆議院と参議院が別々に独立して存在する限り、当然ありうることで、其の運営が出来ないのは、長年自民党政権が両院支配の中で維持されていた安易な気持が、野党と妥協の話し合いが出来得なかったことにあると思う。
今回、唯一福田政権の成果と言われている、道路特定財源の一般財源化問題や公務員改革法案、などは福田さんが官僚の反対を抑えて、民主党との妥協によって決断されたもで、世論調査の結果からも国民の支持率の上昇に繋がっていたではないか。
しかし、この妥協は官僚からは不評を買う事になり反発もあって、与党内部の意見の対立を生じさせ、それが今回の内閣運営の不全に陥ったという事ではないでしょうか。
自民党は、福田辞任と同時に、早速総裁選挙に5人の候補者が名乗りを挙げたが、どの候補を見ても、人材不足と言うか、いま我が国を改革すべき目玉は、官僚主導政治の打破である、其れが出来る人材とはとても思えないからだ。
今回の公務員改革法案も、ある程度の改革に対する評価する所はあるが、中途半端で、核心に迫る改革ではない、したがって、今後、与党の誰が総理に成ろうとも官僚主導の政治には変わりはありません。
其の点、官僚主導の政治改革を最も主張しているのが小沢一郎で、また、この改革を行なえる実力の持ち主もまた、小沢一郎であると思います。小沢氏は、其の事を良く知っているから、今回の政権交代に自ら生命を掛けて臨んでいるのである。従って、民主党の代表選挙には、野田氏も立候補を取りやめたが、次元の違う大事業を目論む小沢とは大きな開きがある、小沢にこの大事業をやらせる事が日本を救う最優先課題である。
次回の選挙で、必ずしも民主党が第一党になるとは思わないが、結果を見たうえで、民主・公明・自民党から分裂した、仮称・中川新党の連立があるのではと、今の私には考えられる。
そして、小沢を総理にした内閣で、我が国行政機構の大改革を遣ってもらいたいと思う。
そうすれば、今まで遣ってきた、無駄な公共工事(ダム建設・道路建設・土地開発・干拓事業・等々)更にこれ等工事のコストは、他国に比べて5倍から10倍価格が高い、その理由は天下り官僚による、不必要な特殊法人の存在、業界との癒着による無駄なコストの嵩あげ等々。
これ等の改革による無駄な税金の削減は、数十兆円単位に及ぶものと思う。いま与党の中で遣ろうとしている、無駄な税金の削減策は、官僚機構の改革に手を付けずに遣ろうとするから、億単位の削減しか出来ていない。
未来に向けての財政再建問題も、官僚機構の改革抜きでは考えられない、現在の日本が置かれている窮状に思いを致し、大改革の出来る内閣が今最も必要なのである。
それが出来るのは、民主党の変人「小沢一郎」にしか出来ないのではないでしょうか。
(えびなたろう)
民主党の次期政権を目指した、小沢代表の無投票3選が決まった。小沢代表も次回の総選挙は、政権交代の絶好の機会と、政治生命を掛けて臨む覚悟を決めているようである。
福田総理の突然の辞任は自民党にとって、前回の安部政権の辞任と2回続き、衆参両院の「ねじれ現象」が国会運営に機能不全の状態に陥った事を示している。
諸外国では、両院がねじれた状態は決して珍しくはなく、衆議院と参議院が別々に独立して存在する限り、当然ありうることで、其の運営が出来ないのは、長年自民党政権が両院支配の中で維持されていた安易な気持が、野党と妥協の話し合いが出来得なかったことにあると思う。
今回、唯一福田政権の成果と言われている、道路特定財源の一般財源化問題や公務員改革法案、などは福田さんが官僚の反対を抑えて、民主党との妥協によって決断されたもで、世論調査の結果からも国民の支持率の上昇に繋がっていたではないか。
しかし、この妥協は官僚からは不評を買う事になり反発もあって、与党内部の意見の対立を生じさせ、それが今回の内閣運営の不全に陥ったという事ではないでしょうか。
自民党は、福田辞任と同時に、早速総裁選挙に5人の候補者が名乗りを挙げたが、どの候補を見ても、人材不足と言うか、いま我が国を改革すべき目玉は、官僚主導政治の打破である、其れが出来る人材とはとても思えないからだ。
今回の公務員改革法案も、ある程度の改革に対する評価する所はあるが、中途半端で、核心に迫る改革ではない、したがって、今後、与党の誰が総理に成ろうとも官僚主導の政治には変わりはありません。
其の点、官僚主導の政治改革を最も主張しているのが小沢一郎で、また、この改革を行なえる実力の持ち主もまた、小沢一郎であると思います。小沢氏は、其の事を良く知っているから、今回の政権交代に自ら生命を掛けて臨んでいるのである。従って、民主党の代表選挙には、野田氏も立候補を取りやめたが、次元の違う大事業を目論む小沢とは大きな開きがある、小沢にこの大事業をやらせる事が日本を救う最優先課題である。
次回の選挙で、必ずしも民主党が第一党になるとは思わないが、結果を見たうえで、民主・公明・自民党から分裂した、仮称・中川新党の連立があるのではと、今の私には考えられる。
そして、小沢を総理にした内閣で、我が国行政機構の大改革を遣ってもらいたいと思う。
そうすれば、今まで遣ってきた、無駄な公共工事(ダム建設・道路建設・土地開発・干拓事業・等々)更にこれ等工事のコストは、他国に比べて5倍から10倍価格が高い、その理由は天下り官僚による、不必要な特殊法人の存在、業界との癒着による無駄なコストの嵩あげ等々。
これ等の改革による無駄な税金の削減は、数十兆円単位に及ぶものと思う。いま与党の中で遣ろうとしている、無駄な税金の削減策は、官僚機構の改革に手を付けずに遣ろうとするから、億単位の削減しか出来ていない。
未来に向けての財政再建問題も、官僚機構の改革抜きでは考えられない、現在の日本が置かれている窮状に思いを致し、大改革の出来る内閣が今最も必要なのである。
それが出来るのは、民主党の変人「小沢一郎」にしか出来ないのではないでしょうか。
(えびなたろう)