きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

首相、観閲式で中国を牽制

2013-11-02 00:32:40 | Weblog
首相、観閲式で中国を牽制      (2013-11.02.)

安倍総理は、10月27日陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京練馬区)で行われた自衛隊の観閲式で訓示を行った。「力による現状変更は許さないとの確固たる国家意思を示す為、警戒監視など様々な活動を行っていかねばならない」と述べ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺などで、挑発を強める中国をけん制した。

「防衛力は存在するだけで抑止力になると言う従来の発想は捨て去らねばならない」と強調。「防衛体制を強化し、集団自衛権や集団安全保障に関する事項を含め安全保障の法的基盤の検討をすすめる。世界の平和と安定の確保は私たちの問題だ。『積極的平和主義』こそ我が国の21世紀の看板だ」と訴えた。

米国誌ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日、安倍首相のインタビューを掲載「中国はアジアの現状を法的手続き無く、力で変えようと企図しているとの懸念」が、多くの国にあると述べ、中國を批判した。

安倍氏は中国が軍事力を背景にした手法を押し通せば「平和的に台頭出来ない」と指摘。「中国はその様な道を選ぶべきではないと、日本が強く訴えることを多くの国が期待している」と述べ、尖閣諸島の領有権問題の存在を認めない限り首脳会談に応じない姿勢を貫く中国を批判した。

中々、今迄と違った、強気の姿勢である。それは、中国の今の体制が、世界の中で、多くの国から認められていないからである。中国はいまや、現体制の維持すら、崩壊の危機に直面しており、国内問題だけで、習近平体制は、苦境に立たされている事を見抜いているからでは無いでしょうか。

其れだけに、世界は、日本と言う国の体制をも、克明に監視している。日本の政治体制は安倍総理で、今のところ、一応安定しているので、各国とも信頼の目で見られているのではないでしょうか。

1年毎にコロコロ変わる日本の総理大臣はどうやら、落ち着いたと見ているだけに、その期待に応えるべく、国民自身も国内問題だけでなく、「世界の動き」から目を離さない、心構えが必要では無いでしょうか。
(えびなたろう)