きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

国会議員の歳費問題 

2010-08-07 10:44:18 | Weblog
国会議員の歳費問題       (010.08.07.)

国会議員の歳費問題は、昨年の衆議院選挙で初当選した議員にも8月30日から2日間で1ヶ月分の満額を受け取っていた事が問題になったが、論議はされたが結局は何も講じられずそのままになっていた。
今回の参議院選挙でも新たに当選した議員に対し7月26日からスタートして31日までの6日間で7月の1か月分の歳費を丸々支給されている。

不況の最中、国民への負担増が問題になっている事に対し、国会議員自らが襟を正すべきときだけに、今回こそは各党とも日割りにする事に一応同意した様である。

国会議員の歳費は、法律に基づき月額130万円の歳費と文書通信交通滞在費として100万円の合計230万円が支払われている。

これを日割りに変更するためには、法律の改定が必要で、従って正式には秋の臨時国会以降に行なわれる事になり、今回は自主返納を認める、合意がなされただけである。

自分の利害に影響する事に対しては議員と言えども消極的で、本当にやる気になれば、今国会で短期間でも遣れると思うのだが、秋まで先送りされてしまった。

しかし、一応「ねじれ国会」の中で、日割り支給に改定する事が合意された事は評価に値する事である。

今回は暫定的措置として自主返納になったが、秋には完全な形の法案を作って日割り制度に改めてもらいたいと思います。

特に民主党は参議院選の公約では「歳費の日割りと議員経費の2割削減」を掲げている、この実現を国民は期待している。
(えびなたろう)