きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

入りが少なく支払い底抜け、早急に国民番号制を!

2010-08-06 08:23:31 | Weblog
入りが少なく支払い底抜け、早急に国民番号制を!      (010.08.06.)

国の財政大赤字が、何を遣るにしても大きな障害になっている。無論無駄の排除は必要で「事業仕分け」に付いては国民も拍手を送っているが、相手側の官僚は、消極的で、隠し通せるものなら隠し通そうとするから、全く「節減」と言う意識はありません。

その中にあって、国民年金の未納者が遂に4割を越すと言う悪化に歯止めが掛からない状況になっている。いよいよ持って年金制度の崩壊が見えてきている。そうなれば、なお更納入する人は少なくなり、加速的に崩壊の道を進んで行く。

100歳以上の高齢者の生死も解らず、その間年金だけは騙し取られている。80歳以上の高齢者の生死を調査すれば数万人の単位になるのではないだろうか?。

一方それを賄う税金の方は、高齢者に対する厚生年金の支払い、国民年金の未納者増大、健康保険の未納者増大、そそ他、所得税自身、捕捉率は当然徴収するべき金額の半分にもみたない現状を、放置している事が、まじめに納入している人たちに、「馬鹿馬鹿しい!」と言う気持ちを持たせる事に繋がり、益々、国民に不公平感が芽生へている。

政治の面でも小沢一郎氏の疑惑に対しても、「隠し通せるものは、潔白である」と言う善悪に対する、いい加減な司法判断は、今の日本国民の「ガバナビリティー」の悪化に繋がっている。

従って、現状入る方は、税金・国民年金・保険料等々、取れる人から取るだけ、支払いの方は、笊で水を汲むような、底なしの垂れ流しである。
低所得者の保護にしても明確な所得の把握が出来ないから、結局一律ばら撒きの助成しか出来ないのである。

国の財政建て直しは、税金を上げるのではなく、先ず、徴収効率を上げる事が最重要課題である。
その為には、一刻も早く、国民番号制を行なう事であります。

この制度に猛烈な反対派は、脱税・未払い・虚偽答申で、利益を得ている人で、「プライバシーの侵害」と言えば、「行政も手を引っ込める」と言う事を先読みしてやっている、国民の敵である。

世界の先進国では納税番号制度は当然の事として、実施している、なぜ日本だけが出来ないのか不思議である。
菅内閣は今年中には国民番号制度を実施に向けて一歩を踏み出してほしいと思います。

これを遣らない限り、底抜けの日本に財政再建は絶対に出来ません。
(えびなたろう)