きまぐれ発言

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辻元清美の社民から離党

2010-07-27 12:01:18 | Weblog
辻元清美の社民から離党       (010.07.27.)

辻元清美議員は、鳩山内閣で、国土交通副大臣として、社民党から送り込まれた女性副大臣で、民主党政権下では、前原大臣と協調して、国内問題、国際問題とも、やる気満々で活躍していた。

しかし、普天間移設問題で、社民党の福島党首が、閣議決定を拒み署名を拒否したために、民社党との連立政権が、破談になった事から、彼女の国土交通副大臣も辞めざるを得ない立場に立たされ辞任をしたのである。

政治家として、内閣に入って仕事をする事は、実質的な政治を自分の手腕で行える、最も望まれる仕事をするわけで、彼女にしてみれば、辞任をしなければならない事に非常な抵抗を感じた事であると思う。

今回社民党から離党の理由として、なぜ社民党が連立解除をしなければならなかったかを、不満の理由に挙げている、そして、自分が社民党員としての、いろんな悩みと葛藤の末、離党を決意したように思われる。

社民党が連立内閣の一員になる事は、今まで野党の中での存在と違う事に最初から心配はしていたが、いかにも簡単に、「沖縄の民意に反対は出来ないから」と言う理由だけで、離脱をしてしまったのである。

こんな事なら最初から連立を組まなければ良い事で、実態はアメリカとの国際的な同盟関係と言うものがあり、国家・国民単位の立場からは、内閣としても苦渋の決断で、一歩引き下がった決断を、社民党は野党に居たときと同じような感覚で、離脱をしたもので、福島瑞穂党首は筋を通したと胸を張って主張を繰り返しているが、国家・国民の立場からは、この決断は止むを得なかったのであると思う。

辻元議員は今回実際に実行出来うる内閣の一員として、政治をやり、如何にその仕事が国家国民の生活に結びついているのかを体験して、責任の無い野党の考えと相当な違いを感じたのではないでしょうか。彼女は、頭も良いし、人材としても使える人間だから社会党にはもったいない人材だと思う。離党してもどこかで働きを続けて欲しいと思います。

政権与党と言うものは、その責任を担った上で行うもので、国内的には、野党の勝手な暴言、国際的には、アメリカ・中国・ロシア等々、大国のエゴが横行している中では、うまく乗り切ってゆく事が必要で、今回の菅内閣は、未知ではあるが、兎も角、やめずに、頑張って、早く元気のある日本にしてください、と国民は期待を寄せているのである。

だから、国中が協力する事で、現在の国の危機を乗り越える事に邁進する事が唯一の道である。
(えびなたろう)