政策主体の話し合いへ! (010.07.24.)
「ねじれ国会」の姿になった参議院選挙で、与党は国民のために「遣れるものも遣れなくなった」と言うし、野党は「解散総選挙するべきだ」と言う、中でも一番与党が政策の協調ができる政党としての「みんなの党」の存在を期待していたが、みんなの党の党首である渡邊代表が「みんなの党と組みたいなら、まず官公労と手を切ってから顔を洗って出直せ」と言う発言に、取り付く余地を与えない厳しい姿勢に、私も15日のBlogに「調子に乗るな!渡邊義美」と言うBlogを書いた。
衆参ねじれの形態は、野党の意見も「意見」として、内容をよく吟味し、お互いにベストの答えを出すと言う、民主主義の基本的な過程である。
しかし、未熟な日本では、相手に少しでも妥協すれば、敗北に繋がる考え方があり、強気をもって常に優位を保てると言う思想が根強く、大所、高所から見直す事をせず、すべては「数の力」と言う考え方が、大手を振って通っている。
この考えを強く打ち出したのは、自民党の安部政権下で、米軍に対するインド洋での給油支援問題で、参議院では否決になったが、安部総理は、「国際信義の問題だ」として、今になってみればさほど重要でもない問題を、衆議院の3分の2以上の勢力で覆し、参議院での可決事項を無効にしたのである。
従って、その後も参議院での可決事項が衆議院3分の2以上の力で、否決される事が常態化してきたことから、参議院不要説が出るほどにまでになったのである。
民主主義の思想は、多数決と言う、一つの決め方ではあるが、決して絶対正しい手段ではありません、従って、反対意見も少数であっても耳を傾け、大所・高所から判断をし直すと言う、広い見識を持つ事が要求されているのである。
従って、今回の参議院選挙で民主党が議員数で負けた事は、民主主義的な運営をするよう試練を与えたものと受け止め、野党の説も謙虚に受け止め、単なる特定団体の利益に偏ることなく、国民・国家的な立場から、柔軟な対応が勇気を持って取れる、スケールの大きい内閣運営を行って頂きたいと思う。
また、野党といえども、自党の勝手ばかり言っているのではなく、国の政治に対する行動に責任と自覚を持って、望まなければ、国民から見放される政党になります。
今は、与党が、話し合う相手として、真剣に向かう政党が「みんなの党」である事が、叫ばれており、全国民は注視しています。
「顔を洗って出直せ」など国民大衆を“あじる”様な発言は「品が悪く」せっかくの「みんなの党に」汚点が付きます。
今日の新聞で、「みんなの党」の浅尾慶一郎政調会長は昨日(23日)、民主党の玄葉光一郎政調会長(公務員制度改革担当相)に公務員制度改革に関する政策協議の開始を要請したと報じている。
素晴らしい事で、他党は固唾を呑んで注目をしている。他党も決して遅れをとってはいけないと思っているに違いはないが、参画するには、党としてのチャンとした政策がなければ話し合いに、入れません。
「元気を取り戻す日本にするため」に反対する政党は何処にもいない筈です。民主党内の小沢派は「数は力なり」の集団で、小沢一郎氏はそれに「金も力なり」の思想ではないでしょうか。菅さんとは、交わる事の出来る、相手ではないと思います。
(えびなたろう)
「ねじれ国会」の姿になった参議院選挙で、与党は国民のために「遣れるものも遣れなくなった」と言うし、野党は「解散総選挙するべきだ」と言う、中でも一番与党が政策の協調ができる政党としての「みんなの党」の存在を期待していたが、みんなの党の党首である渡邊代表が「みんなの党と組みたいなら、まず官公労と手を切ってから顔を洗って出直せ」と言う発言に、取り付く余地を与えない厳しい姿勢に、私も15日のBlogに「調子に乗るな!渡邊義美」と言うBlogを書いた。
衆参ねじれの形態は、野党の意見も「意見」として、内容をよく吟味し、お互いにベストの答えを出すと言う、民主主義の基本的な過程である。
しかし、未熟な日本では、相手に少しでも妥協すれば、敗北に繋がる考え方があり、強気をもって常に優位を保てると言う思想が根強く、大所、高所から見直す事をせず、すべては「数の力」と言う考え方が、大手を振って通っている。
この考えを強く打ち出したのは、自民党の安部政権下で、米軍に対するインド洋での給油支援問題で、参議院では否決になったが、安部総理は、「国際信義の問題だ」として、今になってみればさほど重要でもない問題を、衆議院の3分の2以上の勢力で覆し、参議院での可決事項を無効にしたのである。
従って、その後も参議院での可決事項が衆議院3分の2以上の力で、否決される事が常態化してきたことから、参議院不要説が出るほどにまでになったのである。
民主主義の思想は、多数決と言う、一つの決め方ではあるが、決して絶対正しい手段ではありません、従って、反対意見も少数であっても耳を傾け、大所・高所から判断をし直すと言う、広い見識を持つ事が要求されているのである。
従って、今回の参議院選挙で民主党が議員数で負けた事は、民主主義的な運営をするよう試練を与えたものと受け止め、野党の説も謙虚に受け止め、単なる特定団体の利益に偏ることなく、国民・国家的な立場から、柔軟な対応が勇気を持って取れる、スケールの大きい内閣運営を行って頂きたいと思う。
また、野党といえども、自党の勝手ばかり言っているのではなく、国の政治に対する行動に責任と自覚を持って、望まなければ、国民から見放される政党になります。
今は、与党が、話し合う相手として、真剣に向かう政党が「みんなの党」である事が、叫ばれており、全国民は注視しています。
「顔を洗って出直せ」など国民大衆を“あじる”様な発言は「品が悪く」せっかくの「みんなの党に」汚点が付きます。
今日の新聞で、「みんなの党」の浅尾慶一郎政調会長は昨日(23日)、民主党の玄葉光一郎政調会長(公務員制度改革担当相)に公務員制度改革に関する政策協議の開始を要請したと報じている。
素晴らしい事で、他党は固唾を呑んで注目をしている。他党も決して遅れをとってはいけないと思っているに違いはないが、参画するには、党としてのチャンとした政策がなければ話し合いに、入れません。
「元気を取り戻す日本にするため」に反対する政党は何処にもいない筈です。民主党内の小沢派は「数は力なり」の集団で、小沢一郎氏はそれに「金も力なり」の思想ではないでしょうか。菅さんとは、交わる事の出来る、相手ではないと思います。
(えびなたろう)