きまぐれ発言

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「元気な日本復活特別枠」の提案!

2010-07-23 12:29:26 | Weblog
「元気な日本復活特別枠」の提案!       (010.07.23.)

民主党の政策調査会が22日に11年度予算編成の概算要求基準に約2兆円の「元気な日本復活特別枠」を設けることを提言した。

この提案は、政府の示した歳出の大枠を71兆円とする11年度予算より上回らない方針には変わりはないが、財源の元になるものは、無駄な公共工事の廃止や、公務員人件費の削減等々で捻出し、菅内閣が、特に遣ろうとする、政策に当て様としているもので、今までの慣行にとらわれず元気な日本を取り戻すためのいろんな政策を順次行ってゆこうとするものである。

これこそ菅内閣の特色を生かした、政治の本質に突入するものである。

日本の政治は、やる気になった内閣を、周りのものが“よってたかって”批判し、反対し、足を引っ張って、内閣の特徴を生かした政治をやらせない様にしている。
その上、「財源がない」という事によって、どうしても後ろ向きの政策しか出来ず、必要なものはその都度、先き送りされ、結局何も出来ず、最後はすべて官僚任せになって来たのである。

長年自民党政権がやってきた、政治は、政権の盥い回しだけだから、同じ政党内で、短命な総理が何人も入れ替わり、実質的な政治は全て官僚に丸投げされ、その官僚に族議員が夫々ぶら下がっていた形態が日本の政治を形創っていたのである。

だから、総理大臣は誰でもよいので、次々と入れ代わる度に所管大臣も入れ代わり、自民党の古手の党員は、殆どが何がしかの大臣経験者で溢れている。そのような国は日本以外にどこに在るでしょうか。

今回民主党に政権が変わって、政権与党になったが、誰が総理になっても総理の考えや思想が政治のカラーに繋がらなければ、今までと少しも変わらない事になってしまう、それは、官僚達の最も望む所で、これを打破した行政を行うためには、先ずは、自民・公明以外の政党がもっと協力して改革実現に協力することが必要である。

現状では、どの政党も次元の低い党利・党略を騒ぎ立てるだけで、自民・公明は自分たちの政権時代を復活させたいとの思いだけで、マスコミもその程度の次元の騒ぎに一緒になって同調しているから、いつまで経っても、日本の未来像は見えてこない、閉塞感の延長である。

「元気な日本復活特別枠」の提案は日本中が望む「希望の星」である、だから超党派で、執りあえず菅総理大臣にすべてを託して、4年間の政治をやって貰うことが必要ではないでしょうか。

一番心配なのは、民主党内の小沢派の動きだが、国の現状を考えると、今は菅総理に任せること意外に何も考えることはありません。

4年後に少し元気が取り戻せたら、また自分の主張を唱えたら良いのではないでしょうか。
(えびなたろう)