G20サミットが世界をリードする時代に! (009.09.26.)
先進7カ国会議(G7)と言うのがアメリカを中心にして自由主義経済国が協調した経済運営を行っていたが、冷戦崩壊後ロシアが加わり、G8となり名実共に世界の経済をリードする様になったのが1992年である。
会議の名称は“サミット“と称して各国首脳が話し合われる”頂上会談“である。毎年一回行われるこの会談は、全世界に影響を与える経済諸問題をコントロールする役割として、重要な働きを行ってきた。
しかし、近年中国を初めインド・ブラジルなど新興国の経済復興が著しく、更に経済問題だけでなく、環境問題・食料問題・エネルギー問題・貿易問題等々、世界的な規模に発展したこれ等の諸問題にG8だけでは対応しきれず、新興11カ国とEU(欧州連合)が加わりG20サミットの会合が重要視されるようになったのである。
今回ピッツバーグでの金融サミットでは、オバマ大統領が議長の元で、G20首脳会議の定例開催化が決定したのである。
日本は昨年まで、G8で唯一のアジアからの参加国として、優位性を保っていたが、今後はアジアからも中国やインド、韓国、インドネシアの4カ国が加わる事になり日本は福田内閣当時は消極的だったのであるが、世界の趨勢からは、この傾向は避ける事は出来ません、鳩山総理もG20サミットの定例化に賛成の意思を示し、むしろ日本は実質的な国際貢献の働きの中で、リーダーシップを発揮する姿勢を示したのである。
アメリカ初め、日本への期待は今までの政権では見られなかった大きな声援があり、これに応える、政権交代の実績を示さなければならないと思います。
G20サミットが定例化される事は、少なくともG20メンバー間での戦争は起こりえないと思います。毎年数回行われる“頂上会談”の中では、起こり得る当面の諸問題を討議し、お互いの軋轢をさけ、また、核兵器を持たない話し合いが、其れを克服し得る解決策を見出し協調体制に繋げる事が出来るからです。
1930年代、同じような世界経済恐慌が起きた時は、サミットが無かったから、各国がお互いに自国の防衛に走り、「通貨の切り下げ」や「保護主義」に走ったため事態を戦争にまで発展させた事を思えば、サミットの効果は、お互いの協調による共存を生み出すためのものであるのです。
丁度この時期に、鳩山総理は「友愛」思想を提唱して日本の政権交代が、国際的な協調姿勢を明確に示した事になり、各国に与えた影響は非常に大きかったと思います。
今後は、この姿勢を「出来る」「出来ない」の議論ではなく、全国民が受け止め、一致協力して成功させる事が大事ではないでしょか。
(えびなたろう)
先進7カ国会議(G7)と言うのがアメリカを中心にして自由主義経済国が協調した経済運営を行っていたが、冷戦崩壊後ロシアが加わり、G8となり名実共に世界の経済をリードする様になったのが1992年である。
会議の名称は“サミット“と称して各国首脳が話し合われる”頂上会談“である。毎年一回行われるこの会談は、全世界に影響を与える経済諸問題をコントロールする役割として、重要な働きを行ってきた。
しかし、近年中国を初めインド・ブラジルなど新興国の経済復興が著しく、更に経済問題だけでなく、環境問題・食料問題・エネルギー問題・貿易問題等々、世界的な規模に発展したこれ等の諸問題にG8だけでは対応しきれず、新興11カ国とEU(欧州連合)が加わりG20サミットの会合が重要視されるようになったのである。
今回ピッツバーグでの金融サミットでは、オバマ大統領が議長の元で、G20首脳会議の定例開催化が決定したのである。
日本は昨年まで、G8で唯一のアジアからの参加国として、優位性を保っていたが、今後はアジアからも中国やインド、韓国、インドネシアの4カ国が加わる事になり日本は福田内閣当時は消極的だったのであるが、世界の趨勢からは、この傾向は避ける事は出来ません、鳩山総理もG20サミットの定例化に賛成の意思を示し、むしろ日本は実質的な国際貢献の働きの中で、リーダーシップを発揮する姿勢を示したのである。
アメリカ初め、日本への期待は今までの政権では見られなかった大きな声援があり、これに応える、政権交代の実績を示さなければならないと思います。
G20サミットが定例化される事は、少なくともG20メンバー間での戦争は起こりえないと思います。毎年数回行われる“頂上会談”の中では、起こり得る当面の諸問題を討議し、お互いの軋轢をさけ、また、核兵器を持たない話し合いが、其れを克服し得る解決策を見出し協調体制に繋げる事が出来るからです。
1930年代、同じような世界経済恐慌が起きた時は、サミットが無かったから、各国がお互いに自国の防衛に走り、「通貨の切り下げ」や「保護主義」に走ったため事態を戦争にまで発展させた事を思えば、サミットの効果は、お互いの協調による共存を生み出すためのものであるのです。
丁度この時期に、鳩山総理は「友愛」思想を提唱して日本の政権交代が、国際的な協調姿勢を明確に示した事になり、各国に与えた影響は非常に大きかったと思います。
今後は、この姿勢を「出来る」「出来ない」の議論ではなく、全国民が受け止め、一致協力して成功させる事が大事ではないでしょか。
(えびなたろう)