政権交代で、国際的な日本の立場 (009.09.27.)
鳩山内閣が発足して10日後ニューヨークの国連総会に出席し、世界各国が、政権交代を果たした日本の新内閣をどの様に評価するのかが、注目するところであったが、結果は世界から高い評価で、好意を持って受け取られたことは、先ずは成功と言っても良いと思う。
アメリカでは事前に、鳩山首相の「私の政治哲学」と言う小論文が、マスコミから「反米的である」と受け止められ、相当叩かれるのはないか、と噂された。
また、岡田外務大臣が「私の持論は、先制使用すると明言する国に核軍縮や核の不拡散を言う資格があるのかということだ」とか「自民党政権の外交政策は、過度に対米従属だった。私は、日本独自の考え方に基づいた外交をやりたい」と述べている。
この様な発言は、自民党政権時代には考えられない事で、米国に対して「不敬罪」にあたる暴言とされていたのである。
従って、訪米する鳩山首相も岡田外務大臣も米政府から冷たい仕打ちを受けるだろうと予測されていたようである。
ところが、岡田に対して、タカ派で知られたクリントン国務長官との会談では笑顔で写真を撮ったり、インド洋での給油問題の中止の問題も容認する姿勢を見せたと言うことである。
鳩山総理に対してもオバマ大統領は、政権交代を果たした民主党の勝利を祝福すると共に今後長期にわたる、同盟関係を確約し、お互いに「ユキオ」「バラク」と呼び合うほどの信頼関係がもてた事が報じられている。
日本は必要以上にアメリカに対して気をつかって、今日まで遣って来たが、オバマ大統領になって、アメリカ国内でも、ブッシュ時代のアメリカ中心的な思想から変化を来たしている事が読み取れる。今までのように、ただアメリカに対して一辺倒で従属的な日本は返って嫌われ、真の同盟国として、付き合いを望んでいるように見受けられる。
今回、日本は、環境問題でも室温効果ガス削減に対して、09年度比25%の削減を公約し、世界のリーダーとして、日本の持っている技術の提供を惜しまない態度は、世界から歓迎を受けている、また、アフガニスタン国際貢献でも、日本の得意分野で、アメリカに応える、支援を約束している。
この様な事が、アメリカにとって、力強いパートナーとしての日本を受け入れてくれているのである。
(えびなたろう)
鳩山内閣が発足して10日後ニューヨークの国連総会に出席し、世界各国が、政権交代を果たした日本の新内閣をどの様に評価するのかが、注目するところであったが、結果は世界から高い評価で、好意を持って受け取られたことは、先ずは成功と言っても良いと思う。
アメリカでは事前に、鳩山首相の「私の政治哲学」と言う小論文が、マスコミから「反米的である」と受け止められ、相当叩かれるのはないか、と噂された。
また、岡田外務大臣が「私の持論は、先制使用すると明言する国に核軍縮や核の不拡散を言う資格があるのかということだ」とか「自民党政権の外交政策は、過度に対米従属だった。私は、日本独自の考え方に基づいた外交をやりたい」と述べている。
この様な発言は、自民党政権時代には考えられない事で、米国に対して「不敬罪」にあたる暴言とされていたのである。
従って、訪米する鳩山首相も岡田外務大臣も米政府から冷たい仕打ちを受けるだろうと予測されていたようである。
ところが、岡田に対して、タカ派で知られたクリントン国務長官との会談では笑顔で写真を撮ったり、インド洋での給油問題の中止の問題も容認する姿勢を見せたと言うことである。
鳩山総理に対してもオバマ大統領は、政権交代を果たした民主党の勝利を祝福すると共に今後長期にわたる、同盟関係を確約し、お互いに「ユキオ」「バラク」と呼び合うほどの信頼関係がもてた事が報じられている。
日本は必要以上にアメリカに対して気をつかって、今日まで遣って来たが、オバマ大統領になって、アメリカ国内でも、ブッシュ時代のアメリカ中心的な思想から変化を来たしている事が読み取れる。今までのように、ただアメリカに対して一辺倒で従属的な日本は返って嫌われ、真の同盟国として、付き合いを望んでいるように見受けられる。
今回、日本は、環境問題でも室温効果ガス削減に対して、09年度比25%の削減を公約し、世界のリーダーとして、日本の持っている技術の提供を惜しまない態度は、世界から歓迎を受けている、また、アフガニスタン国際貢献でも、日本の得意分野で、アメリカに応える、支援を約束している。
この様な事が、アメリカにとって、力強いパートナーとしての日本を受け入れてくれているのである。
(えびなたろう)