きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

オバマ大統領との電話会談

2009-09-04 09:43:24 | Weblog
オバマ大統領との電話会談        (009.09.04.)

鳩山さんが「私の政治哲学」と称して祖父、鳩山一郎元首相から「友愛」の精神について学ばれた、事が、彼の政治哲学として紹介され、その英訳版が海外の通信社に配信された。

その内容については、日本のメディアには、素直に取り上げられていたが、外国メディアには特にイラク戦争の失敗と金融危機によって、アメリカ主導のグローバリズム思想が、終焉を向へ、一極支配時代から多極化の時代に変わって来た」と言うあたりが、鳩山新政権が「米国離れ」を起こしていると懐疑的に受け止められ報道されたのかも知れない。

今までの日本の自民党が、あまりにもアメリカ一辺倒であった事からこの鳩山論文の論調は米国民には刺激が強かったのかもしれない。
早速オバマ大統領から電話で会談が申し入れられた。

電話会談は、<オバマ大統領から“海の両側で、民主党が勝利した”と述べ、民主党の圧勝に祝意を示された>
<鳩山代表は、“民主党の勝利はオバマ大統領のおかげだ。日本では初めて民主的な手続きで政権交代が行われた。大統領が日本国民にチェンジの勇気を与えてくれた>と応じた。
また鳩山氏は<建設的に未来志向の日米関係を築きたい。大統領は気候変動問題や核廃絶でリーダーシップを発揮しておられる。我々も同じ気持ちで考えている政党だ。経済も緊密に協力し、景気を改善したい>と語っている。

大統領が<日米関係の強化を求めたのに対し>鳩山氏は<私どもも日米同盟が基軸だ>と述べ<できれば金融サミット、国連総会にうかがえるようにしたい。できるだけ早くお目にかかりたい>と述べたという事です。

オバマ大統領もニューヨーク・タイムス誌の報道に気になったのか電話会談をしてきた事は、今まで以上に「日米同盟基軸」と言う事に確認したかったのかも知れないが、私が鳩山論文を読む限り、彼の「友愛思想」と言うものは、オバマ大統領の思想に共通するものがあると思います。

アメリカ国民の中には、グローバリズムを批判される事に、反対する人も居ると思うが、世界平和を望む、日本国の首相としては、当然の論文で、全国民が一読の価値があるものと思います。下記ホームページをご覧ください。
「私の政治哲学」鳩山由紀夫:http://www.hatoyama.gr.jp/masscomm/090810.html
(えびなたろう)