きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

連立政権の話し合い

2009-09-05 09:36:42 | Weblog
連立政権の話し合い        (009.09.05.)

民主党が圧倒的勝利を物にし、あえて、社会党・国民新党の協力を得なくても政権運営に影響は無いが、参議院勢力では、少し足りなくて、社民党の力を借りる必要がある。

どちらにしても、鳩山代表は民主・社民・国民新党の3党の協力を重要視し今後の運営を続けて行きたいと言う姿勢だ。

世間では、特に社民党の考え方が民主党と異なり、安全保障の問題で、見解の違いから破綻するのではないか、とか憲法9条固守問題、インド洋での給油問題等々外交問題では特に見解の違うところがある。

しかし鳩山代表は、3党でトコトン話し合い、統一した行動にしたいと言うから、難しい問題だと思う。その点民主党の話し合いの成果に期待を持っている。今までの自民党ではとても考えられない事でしょう。

結局はどちらかが、妥協する事でなければ話し合いは付かない事はハッキリしている、その場合最終的には、国家国民の立場を考え、国益を重視する中で、妥協をする事になる。

国民の民意はどの様に考えているだろうとか、世論調査の判断も重要な判断材料になる事と思う。

妥協と言う事は、なかなか出来ないもので、当該問題を判断する上で其れより重要な要素があれば、優先順位の高い方を尊重しなければならない場合があって、妥協せざるを得ない事も有るのだ。

特に政治の問題は、国外と国内の問題に分けて、国外問題は、自国の問題だけでなく相手国のあることだけに、自国だけの立場を強調するわけには行かない。

強行すれば、戦争に繋がる問題で、多大の犠牲を払ってでも妥協出来ない問題であるかをよく考える必要がある。政権与党というものは、決断しなければならない立場だから、其の責任は重大であり明確にする必要がある。

従って、連立政党と言えども、与党側にたって、執行する立場になれば、今までのような無責任な理想論だけでは話し合いは出来ません、それが今の社会党に出来るかどうかが大きな問題でしょう、それが出来なければ、潔く連立から外れる事が必要です。

民主党としては、いくら大勝したと言っても、共闘を組んで選挙をしたのだから、連立協議をするのは当然の事である。特に外交問題は、相手国があり、同盟関係があり、アジア共同体があり、国連があり、世界があるからです。

国内問題に付いては、国民の側に立った生活重視の立場を尊重する事が一番重要な事で、其の上で議論を重ね結論を出せばよい事である、其れが、何等かのひも付きになっていて、偏った結論が出る事があり、国民は其の犠牲になることが最も危険なことなのである。
今までの自民党は、色んなひも付きだらけの中で議論するから、国民の不信を買う原因になっているのである。
(えびなたろう)