きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

事務次官の駆け込み天下り!

2009-07-29 10:39:58 | Weblog
事務次官の駆け込み天下り!        (009.07.29.)

今朝の毎日新聞に、元国土交通省事務次官の峰久幸義氏(60)が28日付けで住宅金融支援機構の副理事長に天下りする事が決まった。(報酬は年収約1870万円)

民主党の掲げるマニフェストには、官僚の「天下り」や「渡り」を禁止する事が明示されているが、今回の選挙を前にして、若し政権が民主党に交代する事になれば天下りが出来ない事を考え、駆け込みで、天下り人事を行ったのである。

麻生内閣は、天下りは遣らないと言っておきながら、今の内にと駆け込み天下りを許す「汚い遣り方」を、平気で遣っている。

其の他、直轄国道工事の道路建設も、今まで、費用対効果を考えた評価で、低い値の道路は凍結する事にしていたが、17の路線を全部凍結解除し建設する事に駆け込みで決定をしてしまった。

選挙後は、民主党の政権に変わる事を、想定して、わざわざ、凍結路線を解除してまで実施する事は、建設業者の支援をえて、選挙を有利の運ぶ狙いが明らかで、この際、今後のことを考えず財源の「使い切り」をも実施している様に思われる。

それで居て、民主党のマニフェストに財源の出所が出鱈目だと自民党幹部は口を揃えて、吹聴している。

「財源の出所」を言われれば、政権与党の方が、今まで、資金源を握って居ただけに、野党にとっては明確に出来ない弱みがある。だから、唯一「財源コール」で民主党を叩き潰そうとしているのである。

民主党も苦戦する所だと思うが、民主党のマニフェストを見る限り、実行しなければならない事ばかりで、財源を理由に遣れない事を吹聴する自民党は、自分たちが今まで遣れなかった事を正当化しようとするもので、この様な政党に国民の支持がある筈がありません。

国を守り、国の安泰を求める為に、必要な政策を前向きに遣ろうとしているのが民主党のマニフェストである。
財源の捻出は、先ず、「無駄の排除だ」と言う事は、誰に聞いても当たり前の事である。

政権与党である今の内閣では、官僚のしたい放題だから、膨大な税金の垂れ流しが行われている、この状態を続ければ、誰が遣っても財源欠乏に至るでしょう。
(えびなたろう)