きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

東京都議選がスタート

2009-07-04 11:26:43 | Weblog
東京都議選がスタート        (009.07.04.)

東京都議選が昨日告示され、スタートが切られた。今回の選挙は、目前に衆議院選挙を控えて、人気が低迷する自民党にとっては、その成り行きが、麻生内閣の存在に直接影響を及ぼす重要な選挙である。

麻生総理自身は、「国政とは関係ない」とは言っているが、連日候補者の事務所を激励に回っているようである。

我々他県の人間は、東京都議選には、余り関心は無かったのであるが、やはり日本を代表する首都東京の選挙であり、此処へ来て政治の形態も、変化を求める声が強く地方自治の行政が叫ばれる状況になってきている。

石原都政も3期目であるが、当初の様な任期も少し落ちているようで、新聞報道によれば石原都知事を「支持しない」と言う声が、「支持する」を上回り、与党である、自民・公明による過半数が保持できるか如何かが焦点になっている。

問題点は、「新東京銀行赤字問題」「築地市場土壌汚染問題」「東京五輪招致問題」等であるが、中でも新東京銀行の赤字問題は、石原都知事の主導で05年に開業され、主として中小企業向けに融資されて来たのであるが、営業管理の杜撰さから大赤字になり、設立出資金の1千億円を上回る赤字に、救済の為に都民の税金を2回も投入している。

普通ならば、都議会で相当追求されるところであるが、議会で過半数を占める与党自民・公明が税金の投入を許している。其の裏には、都議会議員の口利きでの融資が非常に多く、赤字の原因を成している事が判明している。

言うなれば、赤字原因の一旦は、与党議員の口利きに有るとなれば、これは大変大きな問題で、東京都民にしてみれば、都政を食い物にする、議員たちの利権に利用されたと言う事になる。

この事から見ても、都議会自身の体質が、マンネリ化した堕落が在るのではないかと思われる。

国政に於ける今の自民党と同じではないでしょうか。
都民が、変化を求めるのは其の点にあるのでは無いかと思います。

結果は、どの様になるかは解かりませんが、12日の日曜日に判明することに付いて、大変興味が持たれるところです。
(えびなたろう)