きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

クリントン対オバマの一騎打ちに

2008-01-10 02:02:52 | Weblog
クリントン対オバマの一騎打ちに      (008.01.10.)

アメリカ民主党の大統領候補指名選挙は1戦目のオハイオ州で勝利したオバマ氏が勢いに乗って、2戦目のニューハンプシャー州でも制するのではないかと思われた。

5日に行なわれた事前の世論調査でも10ポイント以上の差をつけてオバマ氏が有利との調査結果にヒラリー・クリントン女史は、相当なショックに耐えながら涙ぐむ映像が流され、それでも何としても戦い抜くと強気の姿勢を示し、夫、元大統領の応援を得て、終始自分の実行力をアッピールし続け遂に逆転勝利を果した。

これによって、民主党の指名選挙は米史上初の「女性大統領」を目指す「組織力」のヒラリー・クリントン上院議員、か、初めての「黒人大統領」を目指す「変化」を訴えるバラク・オバマ上院議員の一騎打ちの戦いになった。

次の戦いは1月下旬のサウスカロライナ州、フロリダ州で、其の後2月に入れば22州の選挙が集中し2月5日の「スーパーチューズデー」まで持ち込まれる可能性がある。

それにしてもアメリカの選挙はチョッとした風の吹き方でころころ変わる、地方選挙だからかも知らないが、それにしても選挙前に世論調査結果をマスコミが大々的に公表されたら有権者へも相当な影響を与える事になるのではないでしょうか。

鉄人の様な強気のクリント女史が、思わぬあのショックによって涙を見せた事は多くの有権者に同情を起こさせたのかも知れない。

2月には、民主党・共和党、夫々の候補者選出の選挙を終わらせ、夏の党大会で正式に決定し、年末に本番の大統領選挙が行なわれる予定で、年明けに新大統領が決定される。

其の頃には、日本も衆議院選挙でこれまた、どの様な状況になっていますか???
今年から来年に掛けては大きな政局の胎動期を向え、産みの苦しみを全国民が体験する事になるのではないでしょうか。

                         (えびなたろう)