きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主党勝利の世論調査

2008-01-06 14:18:06 | Weblog
民主党勝利の世論調査      (008.01.06.)

毎日新聞の12月の調査で自民党と民主党とどちらに勝って欲しいかと言う質問に対し民主党46%、自民党33%、と言う結果が出た。

また、衆議院選の関心に付いては「非常に関心がある」39%、「あるていど関心がある」43%で関心を示している人が合計82%と高い関心を示している。

この様な状態の中では、ますます、自民党も衆議院解散は出来ない状態ではないかと思われる。しかし、この状態でじっと我慢を続けていても福田内閣の支持率が上がるチャンスはあるのでしょうか。
調査を行なった後にも、C型肝炎問題や、厚生年金の給与記録の改ざんに社会保険庁が関与していたと言う問題もあり、先行き明るい見通しは無いように思われる。

福田さんは、7月までは我慢に我慢を重ねて、洞爺湖サミットでよい所を見せたいと張り切っている様だが、環境の問題に対してもヨーロッパの国々と比較して何も出来ていないし今なお、如何するのかも示されていない。

年明けの1月に、実行出来る内閣を作ると内閣改造を言っていたのも、取りやめになって今や何の期待も持てない状態である。

今日のテレヴィ報道では、自民党は何が起ころうとも、兎も角解散はしたくないと言う事で遣れるところまで続ける、「出来れば来年9月の人気一杯まで」との意気込みのようだ。
国民も一緒に我慢のお付き合いをさせられる事に成るのか、困ったものである。

福田さんは、「民主党と良く話し合って」とは言っているが、伊吹自民党幹事長は「民主党は無責任な反対を続けている」と批判ばかりを繰り返し、政局の停滞は、民主党のせいだと主張している。

このあたりが、福田総理の姿勢と、伊吹幹事長・町村官房長両者の姿勢との違う所でこのままでは両党の協調が出来ない「ねじれた国会」が続く事に成ると思う。
福田総理が若し自分の考えを通し自分の思う通りにしたいのなら2人の更迭を行なわない限り民主党との協調は出来ないように思う。

伊吹・町村両氏は、政権政党である自民党の遣る事がベストと考え、他党の意見を聞くことの出来ない人で、とても話し合える人ではないようだ。

「ねじれ国会」は違った考えの意見も良く聞き、民主主義的な運営の基本として受け入れる気がなければダメである。

いずれは衆議院選挙を行なう事になるが、その結果から、どちらが勝っても大きな政界再編が行なわれる事になるのではないでしょうか。
                          (えびなたろう)