きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

防衛省内部の膿を出し切れるか!

2007-10-24 11:45:34 | Weblog
防衛省内部の膿を出し切れるか!     (007.10.24.)

 福田内閣は、インド洋での給油を何としても遣りたいと、新テロ特措法を衆議院に提出したが、先のインド洋給油活動説明の中で、米空母に給油していた、油に量が20万ガロンと説明し、この量では、米空母がイラク戦争に向う必要量には達していない事を理由に挙げて、イラク戦争に関わっていないと説明して来た。

然るに実態は、80万ガロン給油しており、米空母キティーホークの司令官が発言した事から発覚し、防衛省でも認識していながら、隠蔽し通して来た事が明らかとなりイラク戦争への参戦疑惑は、一挙に深まりを見せてしまった。

そのうえ、当時の防衛事務次官である、守屋次官の業者との癒着問題が表面化しその内容が、単なるゴルフの接待を受けたと言うに留まらない問題を含んでいるだけに、証人喚問を野党から申し込まれ、内閣も窮地に追い込まれている。

防衛省は、国の安全を守る兵器や関連機器の調達の為、毎年膨大な予算を使っている。
それに対する入札業者も多数存在するが、中でもAランクで、永年わが国の軍需関係の専門業者「山田洋行」と、これまた、4年の長期間、防衛事務次官として君臨していた「守屋元事務次官」との癒着問題であるから、これに絡む諸問題の解明は、国家国民の見地から先ず行なう事は当然である。

東京地検の特捜部は、何処まで解明するか不明であるが、どうも山田洋行社の内紛から起こった問題で、経営を巡る、社長派とそれに対抗する反社長派との紛糾であるから、
両者からの内部告発を交え、色んな情報が出るものと思われる。

 その中で使われた資金の流れがどの様な人脈に、どの様な分野に流れているのか、この際防衛省の膿を出し切ってもらう事を期待している。

                      (えびなたろう)