つれづれの記

日々の生活での印象

プリンタインクの互換品   

2016年05月18日 15時00分34秒 | 日記

2016年5月18日(水)  プリンタインクの互換品 

 

 

 過日、下記記事

       プリンタインクの話題  1~3 (2016/2/26、3/10、3/18)

 

を投稿したところで、その3では、一部のインクを、純正品から互換品に取り替える所まで触れており、本稿は、その後の経過報告である。

 

 

 互換品では、経済性とともに、大きな関心事は、残量表示がどうなるか、である。少し以前だが、互換品を使う一方で、純正品の使用済みカートリッジに孔をあけて、インクの詰め替えまでやったことがある。

これらでは、インクの残量は全く表示されず、手探りのプリントアウトを経験している。

 

 前稿にもあるが、純正品では、インクの残量に応じて、下図のように表示される。

 

   意味          PC画面上       プリンタ装着

   残量が十分ある  棒グラフ表示     装着ランプが明灯

   取り替え準備    びっくりマーク    装着ランプの遅い点滅

   取り替え指示    警告マーク   ×   装着ランプの早い点滅 

最近の互換品では、残量表示が行われる、というのが謳い文句だが、果たして、実際はどうなのか、見極めることとしている。

 

○互換品での残量表示

  最近、自家のプリンタの純正品のMの表示が、から、取り替え指示の警告マーク×となったのだが、OKボタンの操作で騙しながら、暫時、期間を延長して使って来た。

 

  一方、これまで、Y、Cの2色で互換品を使って来たが、互換品としての違いを見るため、Cは一体型を、Yは分離型を使って来た。分離型は、カートリッジの初期コストは、やや大きいが、継続して使用する場合は、インクタンクの取り替えだけで済むという。

暫くして、Y、C相前後して、PC画面上の残量表示が、取り替え準備になったのである。

 

 このタイミングで、これからは、互換品をもう少し使ってみようということで、先日、量販店に行き、準備のため、M、Y、Cの三種の互換インクを手に入れた。Yは、インクタンクだけを購入し、M、Cは、今後の経済性を期待して、新規に分離型カートリッジを購入した。 

 

そして程なくして、互換品であるY、Cの、PC画面上の残量表示が、から×になった。

 このように、残量表示に関しては、互換品でも、取り替え準備、取り替え指示警告×とも、チャンと行われることが確認出来た訳で、これは、一頃に比べれば、大きな進歩である。

  

○取り替え時の問題

 先ず、これまで、×表示になっている純正品のMを、互換品に取り替えた。

 続いて、×表示になったY、Cも、新たに購入した互換品に取り替えたのだが、この時に、問題を経験した。

Yは、インクタンクだけの取り替えになるのだが、カートリッジから旧インクタンクを外し、新インクタンクをセットする時、インクが周辺に漏れ出ていて、ティッシュで拭きとったものの、可なり手が黄色に汚れてしまった。

一方、Cは分離型のカートリッジの新品だったのだが、装着時にインクが出口から漏れて、手が可なり青く染まってしまった。純正品では無かったことだ。

プリンタへの装着表示では、互換品では、純正品のように、残量の×に応じた、ランプ表示の、遅い、早い点滅はない。

 

 かくして、3種が互換品となったプリンタでのインクの装着状況は、現在、下図のようになっていて、正常に動作している。

  Y左3、C右2、M右1が互換品 これらの装着表示は暗灯

 

○互換品の経済性等と今後

 プリンタインクの互換品は、以前に比べて、残量表示や装着表示が、格段に向上したことが、今回、分った。(以前は、互換品を装着しても、ランプ表示は無かった)

でも、その分、コストアップし、価格がそれ程安くは無くなって、純正品に対する最大の魅力が、少なくなったようでもある。

 純正品に比較して、互換品の一体型は、やや安い程度だろうか。一方、分離型でも、初期のカートリッジの場合は、やや安い程度だが、インクタンクだけだと、かなり安くなる。

残量を検出するヘッドの部分のコストが支配的なようで、これを持たない以前の互換品が、安価だった理由だろうか。

 

 又、ヘッドを残して再利用する分離型は、コスト的には魅力はあるものの、上述のように、インクタンクを取り替える時は、注意しても、かなり手が汚れてしまった。

更に、分離型でカートリッジを繰り返し利用した時の、ヘッドの残量表示機能は大丈夫だろうか、気になるところでもある。

 

 所詮、模造品は模造品でしか無い、と言う事なのだろうか。

今後は、現用の互換品を使い切った後は、やはり、純正品に戻したいと思っている。この場合、ランニングコスト削減のため、量販店の利用だけでなく、ネット通販の活用、多色セットでの購入などを進める一方、印刷頻度そのものを、極力減らす工夫も、重要だろうか。

 

 

コメント
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