つれづれの記

日々の生活での印象

大相撲 新時代へ

2024年05月31日 08時59分54秒 | 日記

  2024年5月31日(金)  大相撲、新時代へ

 

 

  • 5月場所 終わる

先日の26日で、大相撲 5月場所が終了した。

幕内最高優勝は、小結の、大の里である。

  

  

大の里は、石川県の出身で、日本体育大学時代、学生横綱となり、幕下10枚目の付け出しで角界入りし、幕内に昇進して1年という速さで、優勝を果たしている。

未だ、髷が結えない状況という。所属部屋は、二所ノ関部屋だ。

 

三賞は、下図左 友の里:殊勲賞、技能賞 、下図右 欧勝馬 敢闘賞

  

 

27日の横綱審議会の席で、山内昌之委員長が、以下のように述べたと言う。

・照の富士のこと

 始めは出てきたが、大の里に負けるなどし、2日目から休場した横綱照の富士の今後について、「万全の状態で戻ってくると聞いている、名古屋場所か秋場所で、横綱の執念、責任感をみる」と述べたようだ。全休後に、優勝したこともあるだけに、1人横綱として大相撲を支えている踏ん張りに期待を込めながらも、成績次第では引退を促している、と言えよう。

 

・今場所は、三役以上の上位陣が、多数休場し、不本意な成績だった一方、前場所での尊富士、今場所での大の里と、緒髷が結えない、若手が続いて優勝したことについて、「番付の流動化がすすんだ。番付が有名無実になりかねない」と危機感を口にしたようだ。

「番付が有名無実になりかねない」とは、気になる言い方だ。

番付は、取り組みが行われる基本だ。番付通りに、上位陣が安定して勝ち星を上げていくのが、理想だろうが、なかなかそうはならない。特に、世代交代の時期には、番付の流動化があって当然だろう。

 

◇二所ノ関部屋

元横綱の稀勢の里である、二所ノ関親方が、2022年、二所ノ関部屋を開設したが、早速、優勝力士を出し、喜び一杯だろう。(下図)

     

               大の里関  二所ノ関親方とお祝いの席で。

 

 NHKテレビなどで、二所ノ関親方の解説を聞いていると、率直で近づきやすい雰囲気があり、大好きである。

将来の理事長候補と目されているが、今のような、庶民的な雰囲気を大事にして欲しいものだ。

 

 二所ノ関部屋では、茨城県阿見町に、下図のような、立派な稽古場を、新たに作っている。

土俵が2面あり、筋力のトレーニングができる、鉄棒などもあり、のびのびと、稽古が出来る環境と言えるようだ。

  

 

  • 大相撲 新時代へ

今場所優勝の大の里は、今後、横綱を目指して、大いに羽ばたいて欲しいものだ。

前場所優勝の尊富士や、昨年、貴景勝と優勝決定戦を戦った熱海富士なども、大いに期待したい力士だ。

 

千秋楽のNHK大相撲放送で、解説者の舞の海秀平氏が言っていたが、大相撲は、若手が活躍する、新時代に入っているようだ。

 

コメント
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