2021年12月6日(日) アニマルウエルフェア
先日のNHK―TVで、ニワトリの卵に関して、世界的な動きがあることを知った。卵を生むことが仕事のニワトリたちが、狭い空間に押し込められて、産まされていることへの、動物愛護団体などからの批判である。
ケージの中で飼育されている鶏達(画像は、ネットより)
ケージフリーで飼育されている鶏達(画像は、ネットより)
米国では、「cagefree」卵として、マクドナルドや、有名ホテルなどが、この卵の採用を宣言しているという、
SDGsでも、 No.12で、作る責任 使う責任 を掲げていて、卵を生産し市場に届けている生産者の責任とともに、卵を使う立場の消費者としての責任が問われている。
アニマルウエルフェアとして、ニワトリたちが、健やかに、のびのびとしながら、卵を生めるような環境を提供することが、求められている。
比較的最近と思われるが、養鶏業の世界の動向について、生産業者から賄賂を受け取った国会議員が、国会で質問に立った、やに、報道されたことがあるように思う。
日本でも、アニマルウエルフェアの問題が大きくなり、きせいがくわえられ、業態の大変革を余儀なくされることを、恐れたためだろう。
アニマルウエルフェアと同じ文脈で、「ESG投資」、が、世界的な潮流という。
ESGは、以下の頭文字である。
E; Environment 環境
S; Society 社会
G; Governance 企業統治
ESG投資とは、企業の、財務的な側面の情報だけでなく、上記のESGにある、非財務的な側面の情報も考慮して、企業価値を判断し、投資の判断を行うことと言われる。
(今、注目のESG投資とは? _ 三菱UFJ銀行.html 参照)
(ケージフリーとはなにか。企業が持つべきケージフリーポリシーの意義_ 畜産動物たちに希望を Hope For Animals|鶏、豚、牛などのアニマルウェルフェア、ヴィーガンの情報サイト.html 参照)
この話題で思い出されるのは、ニワトリを、野っ原で、放し飼いしている知人の養鶏家だ。 夕方になると、鳥目のため、自分から、巣に戻ってくるという。アニマルウエルフェアの先駆者として、地で行っていた、と言えよう。
ひと頃は、パックに入った卵を、よく、頂いた。 殻を割ると、黄味が崩れず、立っていたものだ。