本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

アカプルコ

2014-05-02 09:06:43 | Weblog
 首都メキシコからアカプルコまでバスで移動したことがある。たしか外国人旅行者は、私のほかフィリッピン人の一家4人だけだったと思う。
 途中の休憩所で地元の子どもが生きたアルマジロを売りにきたのには驚いた。ペットにするのか食用にするのか知らない。買った人はいない。

 アカプルコではラ・ロケタ島に渡る小船に乗った。船底がガラス張りになって透明度の高い海を覗けるようになっていた。船の持ち主か案内人か知らないが、山腹を指してあれがフランク・シナトラの家だと言っていたが、どれがどれかわかりはしない。とにかく、豪華な別荘が並ぶリゾートで、噂に聞くハリウッド・スターのお買い上げ地帯のようだ。

 船上ではその場で食べる生ガキを売っていた。これは旨い。
 島に着いた。海水浴に適しているようだが、別に変哲もない島だった。ぼんやり過ごしているうちに生ガキに当たったのか腹がしぶりだした。
 小高い山に登り、茂みに入って腹下りに対処した。やばいことにティシュがない。やむなく、ディリーコンサイス英和辞典の後付けから不規則動詞表とZの項までの世話になった。

 とんだアカプルコのフン闘記だった。

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