本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

小説の映画化

2013-04-26 10:32:38 | Weblog
 小説の映画化はどの作家のものが多いだろうか。
 調べたわけではないが、観た映画から推察して洋画ではアガザ・クリスティかアリステァ・マクリーンではないか。
クリスティには「オリエント急行殺人事件」をはじめ何々殺人事件のタイトルが目立つ。しかし、映画よりテレビ化したシリーズ物が多いかもしれない。

 マクリーンは10本以上も映画化されていると思うが、「ナバロンの要塞」と「荒鷲の要塞」が圧巻だ。「八点鐘の鳴る時」のアンソニー・ホプキンスは、後年の成熟した演技とはまるで違うチンピラ風の俳優だった。

 イアン・フレミングの映画本数も多いが、007シリーズのみだから多様な作品の映画化とは言えない。
 これらの作家は英国人だ。イギリスは推理物、冒険物が得意で、それが映画的なのかもしれない。

 アメリカのスティーヴン・キングの小説も映画への転移が多いだろう。
 邦画ではどうだろう。松本清張、池波正太郎、藤沢周平あたりか。もっとも池波もクリスティ同様テレビのシリーズ物が多い。

 だから何だと言われても困る。それだけのことだから。

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