本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ある映画を観て

2016-06-23 09:12:10 | Weblog
 「落ちた犬を叩く」のがメディアのDNAのような気がする。まぁ、無体な叩きとは思わないが、舛添前都知事をこれでもかこれでもかと叩いた。特にTVでは相当な視聴率をはじき出すからだろう。
 かくゆう小生も朝からリモコンをぴこぴこと押してチャネルを三段跳びしたり八艘跳びしたりした。
 
 ニコラス・ケイジ主演の「コンテンダー」という映画がある。ツタヤで借りてきた。
 主人公は不倫の発覚で下院議員を辞任する。このシチュエーションは宮崎某元議員そのものだ。ただし、次のセリフは別の人の心境になるのではないかな。

 「今まで夢中になってきたものを思い出す時がある。選挙運動や会合に演説、あのころに戻りたい」
 戻れることがほぼ絶望的な舛添前都知事が、多分、2か月過ぎぐらいにつぶやくセリフではないかと思いませんかね。

 映画の原題はThe Runnerである。コンテンダー(競技者)に替えたのはなぜだろう。ともかく大した映画ではない。

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