ものの本によると、他国に住む華僑・華人の最大は、インドネシアの推計1千万人とある。なぜ、インドネシアに多いのだろうか。
シンガポールも華僑といわれる中国系が400万人強もいる。この国は人口が少ないから中国系が7割以上も占めている。おそろしい。
アメリカの大都市にはチャイナタウンが多いが、中国系は500万人というから思ったほど人種比は多くない。
日本にも横浜、神戸、長崎にチャイナタウンはある。それに全国から落ち穂拾い的に加えても中国系は78万人程度とか。それでも日本に住む外国籍では最大という。
感覚的に、韓国の在日の子や孫を含めると韓国系はもっと多いように思う。それとも日本国籍を取得すると在日韓国人にはならないということか。
ちなみに華僑は中国籍の海外居住者、華人はその国の国籍を取得した中国系の人という。その区別があるけれど、中国の海外居住者の数は華僑のほか華人も加えているようだ。日本では華人すなわち帰化した中国系は、在日韓国人と同じ扱いか。
とにかく、世界中に華人がはびこる。なにしろ、中国のワナにはまって、東南アジアから中東、アフリカにいたるまで華人が拠点を作っているのだから。
昔、英国をレンタカーで移動したとき、小さな町でテイクアウト専門の屋台程度の中華店があった。中国人の若い夫婦が黙々と料理を拵えていた。
多分、旅費と開店資金を政府からもらい、在英の役人か華人が店舗のあっせんや保証人などの世話をするのではないか。若い夫婦は先鋭として拠点づくりするのだろう。
そして、子供が生まれ、また親戚・縁者をはじめ中国人の蝟集により中華街になっていくだろう。
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