本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

原爆投下はジェノサイド

2020-03-19 08:54:56 | Weblog
 次は、ある人物がインタビューで答えた言葉である。
 「アメリカこそ核兵器を保有し、極東のナガサキとヒロシマで人民を攻撃したのだ。すでに日本が降伏し、世界大戦が終わりかけていたにもかかわらず、子どもも女も老人も一緒にした人民全体の攻撃に固執したのである」

反米や人民の言葉から中国を想像するかもしれない。発言者はウサーマ・ビン・ラーディンとある。9・11の首謀者だが、この発言は正しい。
ただし、日本は原爆投下前に降伏に傾いていたが、はっきり無条件降伏を受諾してはいない。それでも連合軍なかんずくアメリカは降伏が近いことを承知の上で原爆を投下したのだから罪は重い。
ジェノサイド(大虐殺)を実行したヒトラーの場合は総括している。しかし、スターリンと毛沢東の場合は総括していないという。ここにトルーマンも加えたいものだ。

ワシントンDCを訪問の折に、スミソニアン航空博物館でヒロシマに原爆を投下したB-29(機名エノラゲイ)を見た。第一印象は「よくまァ、誇らしげに展覧するものだ」と思ったものだ。

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