本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

流言蜚語

2012-12-10 12:53:20 | Weblog
 災害地のがれき処理問題は、その後とんと聞かない。ほぼ、片が付いたのかい。原発事故から遠く離れた県外の市町村の廃棄物でさえも受け入れに猛反対していたけれど。
 放射能があるかも、などと根拠のない噂が流れて住民エゴがむき出しになった。このため、被災地ではさらなる風評被害を蒙った。

 風評の類語に流言蜚語がある。今は流言飛語と表記するようだが、本来は蜚語だ。この「蜚」はアブラムシのこと。ゴキブリと言ってもいい。ごそごそ這いずり回って、その繁殖力といい、生命力といいなかなか退治できない。

 そんなゴキブリ語があちこちに走り回る。飛語よりこちらのほうが悪辣の印象が強い。

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