本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

年の終わり

2012-12-31 09:40:41 | Weblog
 この年も今日でおしまい。
 毎日、毎日もて余すほど時間があるのに、月日の経つのは速い。矛盾というか二律背反というか、変な感じだ。

 まぁ、事もなく年末に至ったが、仏教的には四苦八苦を背負って過ごしているらしい。この四苦とは「生、老、病、死」の四つ。生まれた時から現世は苦なんですね。そして死に至るまで苦の連鎖なんですな。

 また、老とは何も高齢のことを意味するものではないようだ。その時その時が失っていくことが老というそうだ。だから老境の意味ではなく、幼児から壮年までも老を背負っているというわけ。
 となれば、誰にとっても過ぎ去るお正月はめでたいといえない。

 ついでに八苦とは、先の四苦に「愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦」の四つを加えたものだとか。
 お釈迦さんもいろいろ考えるものだ。

コメントを投稿