ソウル東大門近くの飲み屋で河アボヂと知り合った。なんでも若い時分に札幌の真駒内に住んだことがあるとか。日本語が上手だ。
誘われてアボヂの家について行った。太目の奥さんと奥さんの母親がいた。
それから、ソウルに行くたびに家に寄った。手紙が届いて頼まれものを持っていくからだ。
「救心」これは奥さんの母親すなわちハルモニのためらしい。「正露丸」これは誰が服用するか知らない。
流行りの「ウオークマン」は娘の要望か。ちょうとサイズの大きい「爪切り」も頼まれた。銀行員にやると言う。
おみやげのつもりだからカネはもらわなかったが、帰りにはA4判ほどのタッパーに自家製白菜キムチを詰めてくれる。これがすこぶるおいしかった。
今は昔の話である。昨今の反日に狂った国にもう行く気はない。
誘われてアボヂの家について行った。太目の奥さんと奥さんの母親がいた。
それから、ソウルに行くたびに家に寄った。手紙が届いて頼まれものを持っていくからだ。
「救心」これは奥さんの母親すなわちハルモニのためらしい。「正露丸」これは誰が服用するか知らない。
流行りの「ウオークマン」は娘の要望か。ちょうとサイズの大きい「爪切り」も頼まれた。銀行員にやると言う。
おみやげのつもりだからカネはもらわなかったが、帰りにはA4判ほどのタッパーに自家製白菜キムチを詰めてくれる。これがすこぶるおいしかった。
今は昔の話である。昨今の反日に狂った国にもう行く気はない。
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