GOTOトラベルで国と地方の足並みが乱れてギクシャクした。とにかく迎える先のホテル、旅館、お土産店、飲食店は決着を望んでいる。
このキャンペーンを活用できる面々はよいだろうが、旅行は体力的にムリ、金銭的にムリと思われる人も少なくないだろう。
となれば、期間限定で消費税を下げるほうが公平ではないか。手続き的に負荷がかかるなら再び一定額を支給すればよい。
GOTOトラベルは特定の都市に偏るが、こちらは全国的な需要の喚起になるではないか。
カネがあっても宿泊代や土産代に役に立たないカネがある。国会議員に支給する文書通信交通滞在費の月額100万円である。
そもそもロックダウンで他県への外出自粛の要請があったときに、交通滞在費を返上したかね。
返上しないなら、使い切るまで地元に戻って泊りがけで飲み食いしたらよい。それで感染すれば、入院先で病院の実情がわかる。
この文書通信交通滞在費は税金がかからず、使わず別の使途に流用しても一切報告義務がない。
コロナ対策か経済優先か、ともたついているが、こういうカネの制度をやめるのがコロナにも経済にも有効だろう。