本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

敬老の日に思う

2019-09-16 09:06:41 | Weblog
 本からの受け売りだが、葬式費用の全国平均は237万円になる。内訳は葬儀社関係の費用は約142万円、飲食接待の費用は約40万円、寺の費用は約55万円とか。
 2007年の調査によるとあるが、十年余の今も下がっていると思えない。

 さて、今日は敬老の日、つまり彼岸への旅が近い高齢者の日となる。
 百歳以上の高齢者は7万人以上と発表されているが、ボケもせず、寝たきりもせずの元気な状態かどうかわからない。103歳のご婦人を知っているが、この方は買い物車を押して歩くのではなく、引っ張って歩くそうだからまさしく敬老に値する。

 冒頭の葬式費用を考えるとうかつに死ねない。それに他郷の出身だから、仏式に従えば墓地も墓も手当てしなければならない。バカバカしいので私は樹木葬でよいと思っていた。
 
 いや、散骨という自然葬の手もあるなと考えている。葬式なしで経済的にも無宗教的にかなっているからだ。法的にも問題ないらしい。
 遺灰にして母なる海に、なんていいね。母こそ生まれ故郷だもの。