本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

市町村

2010-10-02 15:06:32 | Weblog
 隣接する自治体は村である。人口2,600人弱。しかも、5年前に二つの村が合併しての人口である。しかも、65歳以上の高齢者が7割を占めるとか。限界集落ならぬ限界村落だ。
 一方、私の生まれ故郷の県都に隣接する自治体も村だが、人口53,000人超のようだ。地方自治法では市となる要件は人口3万人以上から5万人以上に変更されたが、それもクリアしていながら、なぜ、市制化しないのか知らない。
 つい最近、テレビに市制化に動く町役場の話があった。やっと5万3人になったという。人口減少の今、自然増と思えない。住民登録を精査すれば、高齢者の所在不明のようなケースも出てきたりして。

 言いたいのは、市制に関心ないところ、大いに関心あるところ、併合しても話にならない人口の行政区もあることだ。こんなバラツキでは行政の原理原則が貫けまい。

 国勢調査の機会に、既存の市町村をたな卸しして、政治主導で再構築をしてはどうだろう。そうでなければ、地方分権も道州制も進まない。