gonta!gonta!gonta!

なんてことない日々の記録

電車

2014-08-27 18:42:45 | 日常のこと
仕事場までは電車通勤。

一人で仕事をするようになってからは、出勤に慌てる必要はないので、座れる時間帯に普通電車に乗って出勤。

今日、とある駅で腰の曲がったお婆さんが乗車されました。
私と目が合った途端、自分が降車したい駅に止まるか確認されたので、「止まりますよ」と教えてあげました。

そのあとお婆さんは私の隣に座り、私は読書をしていたので、そのまま本を読んでいました。


しばらくしてふと目を外に向けると、そこはお婆さんが降りるはずの駅・・。

もうドアは開いている。

お婆さんは座ったまま・・・。


私びっくりして、「ここ○×駅ですよ!」と教えてあげようと声を出したのですが、咄嗟の事に思わず駅名を間違い、動揺する私に、お婆さんは冷静に「○○駅だね、ここで降りればいいんだね、ありがとう」と丁寧に私にお礼を言ってくれました。

それはいいけど、ドア閉めますとアナウンスが・・。

「お婆ちゃん、ドア閉まっちゃうから!!」とまた無意識に声が出てしまってる私。

そしたらなんと、お婆さん腰が曲がったままの姿勢で、俊敏に動き降りていかれました。

その俊敏さに若干感動すら覚えていたのですが、動き出した電車の中でふと冷静に周りを見ると、斜め前に座っている女子高生くらいの女の子があからさまに笑っている・・。

途端に恥ずかしくなりました。

駅名言い間違えたし。

でも、一連の流れを思い出すと私も可笑しくなってきて、変にニヤけた顔になってしまいました。


ああゆう公共の場で、人に何かを尋ねられた時には、もっとスマートな身のこなしが出来る大人になりたいとおもいます。