gonta!gonta!gonta!

なんてことない日々の記録

COOL BEAT

2006-11-26 23:20:18 | ライブ
なんとなく仕事もメドが立ってきたので・・・
そうだ!京都へ行こう

そんな訳じゃなく、なんとなく応募したチケットが当選したので行ってきました。京都のFM局 α-STATIONのイベント「COOL BEAT in KYOTO 2006 ~京都 秋の彩音~」

今回の相方は、なっちゃん。誘ってはみたけどまさか京都まで一緒に行ってくれると思わなかったのでちょっとビックリ。

では、出演順に感想などでも。

<オープニングアクト>
・ロクセンチ
 単純に歌声としゃべり声の差になっちゃんも私もびっくり。今回のライブは京都会館だったのだけど、ボーカルの人の京都の友達が「東京でいう武道館」というメールを送ったらしい・・・確かにレトロな感じが・・・。・・・。まだデビューして半年くらいのバンドなので初々しい感がありました。

<本編>
・堂島孝平
 「堂島孝平」という人は知っていたし、曲もラジオで聴いたことがあるけど、その程度の知識だったので、こんなにポップな感じだったっけ?って思ったくらい、ポップな感じだった。
ご登場と同時にファンの人は立ってライブを観てたんだけど、私の席の縦並びは孝平ファンが多かった。
MCでは「初めて僕のライブを観る人も多いと思いますが、よく知ってる人も、今回を機によく知りたいと思った方も、僕のことをよく書いてくれている本とかロビーで売ってますので、よくお願いします」(←半分適当な表現です、すいません)”よく”覚えてないけど、なんかやたらと「よく」を沢山使ってた、わざとね。

・古内東子
 今では男性アーティストの曲を聴くことが多い私ですが、東子さんを聴いてせつなーくなっていた時代もある訳です。その頃の「逢いたいから」「歩き続けよう」「誰より好きなのに」を生で聴けてちょっと昔を懐かしんじゃいました。特に「歩き続けよう」は大好きな曲だから嬉しかった。
東子さんはバンド形式じゃなくて、一人で登場してピアノの弾き語りだったので、超マイペースなMC。部屋の片付け~いじめ問題までジャンルも幅広くて。で、自分で「紅一点」と仰っていて、「紅一点なので女性の恋する気持ちを歌いたいと思います、あ、違った、次の曲は男性の曲だった」って言われた時は思わずコケたよ。

・ザ・コレクターズ
 今回唯一のロックバンド。サイケなロックンロールと表現すればいいのかなぁ。デビュー20周年だそうなんだけど、ごめんなさい、全然知らなかった・・。
でも、ロックっていうのはライブでは無条件に楽しめる。全然曲知らなくても、全然楽しめた。
ボーカルの人のしゃべり方もロックンローラーでね、良かったよ。ギターの人はボーカルより目立ってるし、ドラムの人はボーカルの人の話聞いてないし、ベテランさんの味があった。
私の席からは分からなかったけど、ボーカルの人曰く「前から3列目までは俺のことをチャン・ドンゴンと思ってるから」って言ってました。チャン・ドンゴンファンの方、コレクターズをどうぞ(笑)

・馬場俊英
 馬場さんの曲の中に「鴨川」という曲があって、私はそれが大好きなんだけど、”京都で「鴨川」を聴きたい”これが今回の応募の唯一の理由。想い叶って初めて生でこの曲を聴くことが出来た。CDとは少し歌い方を変えて、アコースティックバージョンで聴くこの曲は、ほんと胸がジーンとした。これだけでも来て良かったって思った。
他に「スタートライン」「ただ君を待つ」「ボーイズオンザラン」計4曲。
MCでは前日宿泊したホテルの大浴場で出会った3人の変わったおっさんの話。1人目、ジェット風呂が好きな馬場さんが順番待ちで次空いたら入ろうと見ていたら、おっさんが壁に手を着いて、ジェットを股間にあてていて中々替わってもらえなかった、2人目は、脱衣場でドライヤーを脇の下に向けて送風してた、3人目は馬場さんも表現するのが難しいと一瞬躊躇したけど、ギターを置いてジェスチャーで表現して理解出来た話なので、文章では表現出来ません。簡単に言ってしまえば、変わった体の洗い方をするおっさんの話。
曲の話に戻って、最後の「ボーイズオンザラン」ではどのアーティストよりも一番お客さんが立ってたよ。それを見てなっちゃんがビックリしてた。え、私?もちろん座ってました。ピース!!は張り切ってやったけどね。

・佐藤竹善
 竹善さんも東子さん同様お1人で登場。キーボードとギターを曲によって弾き分けてた。超雨男の竹善さんの1曲目は「始まりはいつも雨」飛鳥さんのカヴァーです。3曲唄ったところで馬場さん再登場。シングライクトーイングの曲を2人で唄ったんだけど、馬場さんがスタンバイ完了時に竹善さんに「昨日は飲みに行ったんですか?」なんて話かけて、「馬場っちは?」と切り替えされて「30分だけ」って答えたもんだから、「30分飲みに行く奴はいないだろう」と。ま、確かに”会社帰りに一杯だけっ”て訳じゃないんだからねぇ、30分てねぇ。
竹善さんも私の大好きなSLTの名曲「Spirit of Love」を唄ってくれて、嬉しかった。
MCは主に高校の修学旅行での初京都の話。色々あって2日連続外出禁止だったんだけど、最後1日(確か京都タワーで)大阪のヤンキー数人にメンチきられて、竹善さん側も数人で対抗してて、相手は関西弁で捲くし立ててくるんだけど、出身は青森の竹善さん。当時青森では、関西といえば「ヤングオーオー」「パンチDEデート」「松竹新喜劇」だけテレビで観ることが出来て、何を言われても「面白い」としか受けとれなかったらしい。で、当時竹善さんたちは青森弁が最強だと思っていたので、青森弁で捲くし立てるんだけど、言語として伝わらない。お互い、方や「面白い」方や「何言ってるか分からない」で最後は拍子抜けで仲良くなったんだそう。「17歳の時に、言葉は無くても分かり合えることを学んだ」と仰ってました(笑)


チケットが1,800円だったので、すごくお得なライブでした。なっちゃんも「大満足!」と喜んでくれて、ちょっとだけ京都観光も出来たし、行って良かった。
雨・・降ったけどね。あーそうです、雨女ですよ。(>>まりちゃんへ)