この写真は上野国立博物館の敷地にある法隆寺宝物館前で撮ったもの。
一部の紅葉が目を引きました。
実は「平安の秘仏 滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」の鑑賞が目的でここに足を運びました。
重要文化財の仏像20体が並ぶ特別展です。
本尊の十一面観音菩薩像は大迫力で迎えてくれました。
(光背、台座を含めると5メートルを超える)
滋賀県甲賀市の櫟野寺(らくやじ)は792年最澄が創建したと伝わる古刹。
最澄は延暦寺の建立に使う良材を求めてこの地を訪れ、一本の櫟(いちい)の大木で観音像を刻んだとされる。
当寺でも一度にこの「みほとけたち」を拝観できないのに、ここで会えるとは嬉しい限りです。
浄土の世界に誘われたひと時でした。
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