京都へ3泊4日の旅から帰宅しました。
シーズンオフの京都は団体客も少なく、寺社仏閣をゆったりと拝観できましたが、
新緑や紅葉、花も無く寂しい限り。
しかし、この4日間で11の仏閣を拝観出来たのは、この時期だったからでしょう。
「あの仏像は、あの障壁画はどのお寺だったのか?」と拝観したお宝の品々が多すぎて、
場所が把握できない有様ですが・・・日頃の勉強不足を反省しています。
建仁寺(京都最古の禅寺)の雲竜図。当然ながら複製。(本物は撮影禁止)
最後に訪れたのは「醍醐寺」。
秀吉によって催された「醍醐の花見」はあまりにも有名な桜の名所ですが、
満開の桜を想像してそぞろ歩きを楽しんで来ました。
五重塔
開花時の桜を想像して下さい。
今回の旅は琳派(桃山から江戸にかけて活躍した芸術家・本阿弥光悦が芸術村を開いた琳派誕生から今年で400年。)
の装飾性と洗練された美を心ゆくまで味わえたのが収穫です。
長谷川等伯の障壁画、俵屋宗達の「牛図」、尾形光琳の「寿老松竹梅」は特別展示です。
その中でも一番印象に残ったのが養源院の宗達襖杉戸絵です。
表現が奇抜でモダンで美しい。
京都を訪れる度に欠かさないのが「三十三間堂」。
毎回拝観してもその感動は変わらず。お気に入りのお寺です。