日本三大曳山祭は、京都の祇園祭り、飛騨の高山祭、秩父夜祭といわれています。
その一つの「秩父夜祭」へ0泊2日の強行軍スケジュールのパックツアーに参加しました。
そして朝帰りした今日、取るべきものも取らずにベットへ直行しました。
3日、東京駅10時集合、皇居特別公開(天皇傘寿記念)に来た集まっている人の群れを横目で見ながら、
バスは最初の目的地へ向かいました。
群馬県藤岡市にある「桜山公園」です。
7000本ある冬桜が、一斉に花を付けるという全国でも珍しい処とか。
目にした桜は、ソメイヨシノとは異なり、枝に付く花数は少ないうえに色も白に近いせいか目立たず、
地味な印象でした。
でも、それなりの趣は味わえました。
目的地の秩父へは17:00に到着し、23:30まで夜祭自由見学です。
祭りのスタートが19:00。
気温が下がる中、それまで費やす方法は・・・
レストランでの食事はトイレが使える(戸外では沢山の簡易トイレが用意されているが、使いたくない私)
ので神社前のお蕎麦屋さんへ。
ところがそば類はすべて売り切れで、店にあるものは、赤飯と珈琲だけ。
組み合わせて¥800なり。仕方ありません、空腹には勝てませんから注文しました。
さすがに冷えたパック入りの赤飯が出た時は、ショックでしたね。
店の入り口付近は、観客で身動きできないほど混雑が始まっており、ここで観ることにしました。
簡易カイロ持参を忘れたのが悔やまれるほどの冷えも増す中、待つこと1時間。
後ろで待っていた観光客の男性が「思わせぶりするなぁ」の言葉に思わず笑いましたが、私も同感です。
やっと開始と喜んだのも束の間、山車は、待っていた神社の鳥居からは出ずに横からスタートするではありませんか!
これでは見られない。(初めての観光客には情報不足で不親切)
山車が通る予定の道路へ移動して待つ作戦に変更です。
警備の警官に再度聞いて待つこと20分。やっと絢爛豪華な山車に会えました。
冷え切った体を温める為に飲んだ熱燗は、効果絶大。
結局、飲み食いして山車の通る道で待って鑑賞、クライマックスのシーンへの場所は全席指定の桟敷席とかで行けず。
待つ時間の多い祭り鑑賞は、夏祭りに限る・・・ですね!
神社内で出番を待つ山車。豪華です。
花火が祭りを盛り上げ、最高潮です。(この写真は拝借)