今日9月19日(木)は、旧暦の8月15日にあたり、十五夜、中秋の名月です。
十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」といい、芋類の収穫を祝う行事でもあるため、
里芋やさつまいもなどをお供えします。
そういえば、故郷仙台では「芋げっつぁん」と言っていました。
母は、ふかしたさつま芋の他に梨・ブドウ等、秋の味覚を供えていました。
お月見にお供えものをするのは、月が風雅の対象だけでなく、信仰の対象でもあったから。
そしてお月見といったら「ススキ」です。
今年も探して取ってきました。
ススキを花屋で買うなんて考えられません。
そんな時代に育ちましたから。
娘が住んでいる香港では、街中にランタンを飾り、月餅を食べるそうです。
所変われば祝い方も異なりますが、日本スタイルが風情があると思います。