ついに処分しました。
ここ何年もミシンはパンツの裾直し、カーテンのヘム始末、枕カバーや
クッションカバーの縫製と直線縫いの時だけの登場で後は出番のない状態でした。
それでも「ないと困る」お役立ちマシンでした。
ところが一昨日、テニスのパンツの裾あげ最中にエンストを起こしたのです。
厚い生地の部分に、針が乗り上げてくれず進みません。
ハズミ車が空回りして動力が伝わらなくなったのです。
ハテ困った。
先ず一番に修理を考えましたが、この鉄のマシンはかなりの年代もの。
万が一修理が出来ても又故障が起きても不思議は無いと考え思い切って処分することに。
そうなると行動を起こすのが早い私。
粗大ゴミ処理の手数料をはらって出しちゃいました。
このミシン、私の洋服はもちろんの事、マタニティ服、ベビー服、幼児服、
子供のフォーマル服と私の年代史そのものを刻んできました。
嫁入り道具の一つと用意してくれた母の想いが込められた「思い出」のミシンですが
十分にその使命を果たしてくれた気がします。
長い間ありがとう。
