Toy Box

ごちゃ混ぜ日記

辛い訪問

2009-05-09 23:15:53 | Weblog

気が重い訪問でした。

その家の彼女は、数年前まで私が働いていたパート先での同僚でした。

ご主人様が亡くなったと聞かされたときは本当に驚きました。

スポーツマンで病気知らずと知っていたし、なにせまだ若い、55歳でしたから。

バラ好きのお2人の住まいは、満開のバラが屋根を覆うほどに伸びきりっており、

見事に咲き誇っていました。

「今まで私は主人が全てでした。これから1人で生きていく自信がない」と

涙ながらに言う彼女にかける言葉も見つからず、共に涙するだけでした。

どんな言葉も今の彼女には、通り過ぎるだけでしょう。

「急性白血病」と診断されて1年余り、入院して僅か1ヵ月の急逝でした。

満開のバラを背景に喜色満面で立っている姿の遺影は

今にも語りかけてきそうでした。

時間と共に笑顔が戻ってくるでしょうが、何とか踏ん張って乗り越えて

コメント
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