東山魁夷が昭和20年から逝去するまの約50年間住んだ
市川にある記念館に行ってみました。
入り口には
「歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを 魁夷」
建物は八角形の塔のある西洋風の外観で中庭には、
白樺・コニファー・クマ笹などの植物が落ち着いた空間を
演出しており、一角では一休みが出来ます。
代表作の一つ「道」をモチーフにしたカップでお茶を・・・
館内は画伯の追体験展示コーナーがあり、身の回りの資料で
彼の人生をたどり、日本画やスケッチ、リトグラフ等の作品も鑑賞できます。
輝かしい画業を彩った岩彩のボトルがグランディーションごとに陳列。
独自の魁夷カラーが生まれました。
期待に反して作品が少なかったのは残念。
しかしながら、常に自分を失わず、絵に対する真摯な生き方は
作品に投影され、ファンの1人として一層惹きつけられました。