ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「寄る年波」の波 ザンブ ザンブと被るたびに、

2020-01-29 06:19:39 | 日記
朝、窓を開けたら屋根に雪がうっすらと積もっていました。
道路には無く、屋根の雪も二時間ほどで溶けてしまい、冷たい小雨が降ったり止んだり
しています。
行ってみたい集会が午前10時からあり、知人には出席したいという意向は述べていた
のですが、この天候では、と参加を断念しました。
まず、バスを乗り継いで行かねばなりませんが、雪模様の道ではバスの遅延が予想され
ます。
それに、滑りにくい冬靴もまだ出していません。
安全を考えて、出かけることを断念しました。
〈まずは身の安全を第一に〉という生き方がすっかり身についてしまっている昨今です。

以前語っていた民話の冒頭の文言が無意識のうちに口に上って来ました。
 《むがーし 爺さまと 婆さまがいでな それなりに 達者で暮らしていたんだと。
  ところが 息子夫婦が流行り病で続けて死んでしまって 孫 残されてしまった。
  何とか この孫育て上げねばなんね。
  二人で しっかと頑張って暮らしていたのよ。
  でもな 「寄る年波」なんて言うけど 「寄る年波」の波 ザンブ ザンブと被るたび
  にな、
  やれ、腰がいでぇ(痛い)
  やれ、足がいでぇ
  ということになってな なかなか暮らしも難儀になって来たんだと
  ・・・・・・》などと。
そして、我が身の劣化を あらためて見つめさせられた次第です。

そんな訳で、衆院予算委員会の模様などを、録画もせずに観てしまいました。
長い政権、長すぎる政権です。
こちらも劣化が著しい様です。
安倍総理の回答は、観ていて、いつものことながらイライラが募ってしまいます。
質問者の野党議員へ、というより国民をバカにしている様に思えてならない論理のすり
替えを平気でして憚りません。

26日に放送された『日曜討論』 ―通常国会スタート 与野党論戦の焦点は― 。
各党の幹事長・書記局長等の出席で放送されましたが、憲法改正に関して、共産党の小
池晃氏が、
 『安倍首相は、〈改憲を私の手で成し遂げたい〉と言っているが、
  けしからんこと。 言語道断。
  憲法が憲法たることを解かっていない発言。
  政治がやらなければならないのは、憲法を変えることではない。
  憲法を無視した政治を変えること。
  憲法に基づく政治を実現すること』
と、述べられました。
私も心からそう思います。
衆院予算委員会の中継を観ていて、憲法に限らず、これほど国民の知る権利、その他を
蹂躙している安倍政権を変えねばならない、と。
それに、「桜・IR」問題は些末な問題ではありません。
そんな思いに駆られた雨模様の一日でした。
                             〈ゴマメのばーば〉
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする